ヤクルトの青木GM特別補佐がイチロー氏の殿堂入りを祝福した(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext、Getty Images 野球殿堂博物館が1月16日、今年の殿堂入りのメンバーを発表。プレーヤー表彰ではオリックス、マリナー…

ヤクルトの青木GM特別補佐がイチロー氏の殿堂入りを祝福した(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext、Getty Images

 野球殿堂博物館が1月16日、今年の殿堂入りのメンバーを発表。プレーヤー表彰ではオリックス、マリナーズなどで日米通算4367安打をマークしたイチロー氏が選出された。

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 さらに、中日で通算1002試合登板のプロ野球記録を持つ岩瀬仁紀氏も同じく選ばれた。エキスパート表彰には阪神で通算349本塁打を記録した掛布雅之氏が選出されている。

 イチロー氏はオリックス時代の1994年に史上初のシーズン200安打をマーク。同年から7年連続で首位打者を獲得すると、2000年オフにメジャーリーグに移籍。マリナーズに入団した1年目の2001年にはア・リーグ首位打者、新人王を獲得し、MVPにも輝いている。

 メジャーでも10年連続でシーズン200安打をマークする活躍を見せ、メジャー通算では3089安打、117本塁打、780打点を記録した。

 そんなイチロー氏の姿に刺激を受けてきたのが、ヤクルトの青木宣親GM特別補佐で、現役時代の2005年にはイチロー氏以来となるプロ野球史上2人目のシーズン200安打を達成。2010年には史上初となる2度目のシーズン200安打を達成した。

 青木GM特別補佐はイチロー氏へ向け「イチローさん、殿堂入りおめでとうございます。ずっとイチローさんの背中を追い続けてきました。これからも野球界をけん引してください。この度は本当におめでとうございました」と、球団を通じてコメントを発表した。

 青木GM特別補佐の引退セレモニーには、イチロー氏もビデオメッセージを寄せるなど、2人の「安打製造機」の絆は深い。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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