B1西地区の大阪エヴェッサは1月16日、橋本拓哉が全治約1年の右アキレス腱断裂と診断されたことを発表した。 現在30歳の橋本…

 B1西地区の大阪エヴェッサは1月16日、橋本拓哉が全治約1年の右アキレス腱断裂と診断されたことを発表した。

 現在30歳の橋本は188センチ88キロのシューティングガード。大阪府出身で、2012-13シーズンに当時bjリーグ所属の大阪へ入団した。その後は芦屋大学を経て、2016年に大阪へ復帰。チーム一筋を貫き、2023-24シーズンは44試合の出場で1試合平均9.5得点1.8リバウンド1.5アシストに42.6パーセントの3ポイントシュート成功率を記録した。

 今シーズンは開幕前の9月21日に開催された天皇杯2次ラウンドのアルティーリ千葉戦で負傷した影響で第8節に初出場。1月4日の京都ハンナリーズ戦では今シーズン最多22得点をマークするなど好パフォーマンスを続けていたが、同12日の群馬クレインサンダーズ戦で自身3度目のアキレス腱断裂という大怪我に見舞われ、またしてもコートを離れることになった。

 今回の発表に際して、大阪の今野翔太ゼネラルマネージャーは「4年前に1度目のアキレス腱断裂から懸命なリハビリを経て復帰し、同年に再び2度目の断裂。そして長いトンネルを抜け、今シーズンも数々の試合で活躍をしてくれていた橋本選手の心情を想うと、今回の怪我は本当に私自身も心が落ち着かず、胸が痛んで止みません」とコメント。

 それでも、「橋本選手が諦めず何度でも立ち上がろうとするならば、クラブとしては復帰に向けて『全力』でサポートしてまいります。大阪エヴェッサとしては、橋本選手が抜けることはとても大きいことですが、こんな時こそ1人1人が更にステップアップして、チーム一丸で力強く、DOG FIGHTで闘い続けます」と、チームとしては前を向いて戦い続けることを誓った。