サンアントニオ・スパーズのクリス・ポールは、1月16日(現地時間15日)のメンフィス・グリズリーズ戦に出場して8得点5リバウ…
サンアントニオ・スパーズのクリス・ポールは、1月16日(現地時間15日)のメンフィス・グリズリーズ戦に出場して8得点5リバウンド5アシストを残した。
チームは115-129でこの試合を落とし、ウェスタン・カンファレンス12位の19勝20敗としたものの、プレーイン・トーナメントへ進出可能な最終枠にいる10位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(20勝20敗)とは0.5ゲーム差、プレーオフに出場できる6位のロサンゼルス・レイカーズ(21勝17敗)とも2.5ゲーム差と、ポストシーズン進出を狙える位置を堅持している。
ビクター・ウェンバンヤマ率いるスパーズで先発ポイントガードを務めるポールは、NBAキャリア20年目をプレーする39歳の大ベテラン。これまでアシスト王に5度、スティール王にも6度立ち、2020-21シーズンにはフリースロー成功率93.4パーセントでもリーグトップに輝いた。
そのポールは今シーズンここまで39試合にフル出場。平均29.2分9.7得点4.3リバウンド8.3アシスト1.4スティールを残しているのだが、フリースローは59本放って成功58本と、1本しか落としておらず、98.3パーセントという驚異的な成功率を誇る。
今シーズン、NBAのフリースロー成功率でリーグトップに立つのはウォリアーズのステフィン・カリーで93.7パーセント。ポールは残念ながら現時点では規定数未達となっている。
ただ、ポールが今後本数を伸ばし、ケガなどで長期離脱なく高確率でフリースローを決め続けることができれば、2008-09シーズンにホセ・カルデロン(元トロント・ラプターズほか)が残したNBAの1シーズンにおける歴代最高の成功率98.05パーセントを超えて新記録を樹立する可能性を秘めている。
キャリア20年目をプレーする“ポイント・ゴッド”が、フリースロー成功率で自身2度目のリーグトップに立つことができるか、注目していきたいところだ。