中国・武漢で開催されている「武漢オープン」(WTAプレミア/9月24~30日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)のシングルス1回戦で、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)が第13シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6…

 中国・武漢で開催されている「武漢オープン」(WTAプレミア/9月24~30日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)のシングルス1回戦で、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)が第13シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-3 6-2で破り、今年6度目となるトップ20の選手に対する勝利を記録した。

 今年すでに2度、シングルスのタイトルを獲得しているシニアコバは、ここ8試合連続でWTAランキング25位以下の選手に敗れているムラデノビッチの不振の穴を、さらに掘り下げることになった。

 一方、エカテリーナ・マカロワ(ロシア)は1-4ダウンから9ゲームを連取し、第15シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-4 6-2で破った。

 また、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)はカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を6-3 7-6(12)で下し、第1シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)の待つ2回戦に駒を進めた。

 ムグルッサ、第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、第4シードのカロライン・ウィズニアッキ(デンマーク)、第5シードのジョハナ・コンタ(イギリス)、第6シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)、第7シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)、第8シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は、1回戦がBYE(免除)で2回戦からとなる。

 全米オープンの新女王スローン・スティーブンス(アメリカ)は、全米優勝以来、初の公式戦となるここ武漢の1回戦で地元選手のワン・チャン(中国)と対戦する。第14シードとなっているスティーブンスは金曜日に開催地に到着し、最初の試合を月曜日にプレーする予定となっている。

 同胞対決となった全米決勝でスティーブンスに敗れたマディソン・キーズ(アメリカ)は1回戦で、予選を勝ち上がったバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)と対戦する。

 23日のそのほかの勝者の中には、第16シードのエレナ・ベスニナ(ロシア)、アシュリー・バーティ(オーストラリア)、モニカ・プイグ(プエルトリコ)らの顔も見える。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「武漢オープン」の1回戦で第13シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を倒したカテリーナ・シニアコバ(チェコ)(写真◎Getty Images)

Photo: WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 24: Katerina Siniakova reacts during the match against Kristina Mladenovic on Day 1 of 2017 Dongfeng Motor Wuhan Open at Optics Valley International Tennis Center on September 24, 2017 in Wuhan, China. (Photo by Yifan Ding/Getty Images)