フランス・メツで開催された「モゼーユ・オープン」(ATP250/9月18~24日/賞金総額48万2060ユーロ/室内ハードコート)のシングルス決勝で、予選から勝ち上がったペーター・ゴヨブチック(ドイツ)が第7シードのブノワ・ペール(フラン…

 フランス・メツで開催された「モゼーユ・オープン」(ATP250/9月18~24日/賞金総額48万2060ユーロ/室内ハードコート)のシングルス決勝で、予選から勝ち上がったペーター・ゴヨブチック(ドイツ)が第7シードのブノワ・ペール(フランス)を7-5 6-2で倒し、ツアー初タイトルを獲得した。

 これ以前に、予選から勝ち上がってツアーで優勝した最後の選手は、2015年にスヘルトーヘンボスで優勝したニコラ・マウ(フランス)だった。

 世界95位のゴヨブチックは、ペールから12本のサービスエースを食らったが、自らのサービスゲームで堅固なプレーを披露。一度も相手にブレークポイントを与えず、ペールのサービスを3度ブレークして悲願の優勝を果たした。

 この優勝により、ゴヨブチックは月曜日に発表される最新ランキングで66位に浮上する。

 一方、土曜日に8回連続での準決勝負けに休止符を打ったペールは、2年前にバスタッドでつかんだ初タイトルに次ぐ、キャリア2番目のタイトルを目指していた。

「彼はあまりミスをおかさなかったので、僕にとっては厳しかった」とペールは言った。「もし僕が今週やったようにプレーすれば、何かいいことをやってのけられると思う。(敗れはしたが)ポジティブな要素はたくさんあるよ」。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「モゼーユ・オープン」決勝でブノワ・ペール(フランス)を破り、ツアー初優勝を飾ったペーター・ゴヨブチック(ドイツ)(写真◎Getty Images)

Photo: Peter Gojowczyk celebrates at the end of the game during the Moselle Open ATP on September 24, 2017 in Metz, France. (Photo by Fred Marvaux/Icon Sport via Getty Images)