野球殿堂博物館(東京都文京区)は16日、今年の野球殿堂入りを発表し、競技者表彰のプレーヤー部門はイチロー氏(51)と岩瀬仁紀氏(50)が選ばれた。 また、競技者表彰のエキスパート部門では掛布雅之氏(69)が殿堂入り。元セ・リーグ審判員の富…

 野球殿堂博物館(東京都文京区)は16日、今年の野球殿堂入りを発表し、競技者表彰のプレーヤー部門はイチロー氏(51)と岩瀬仁紀氏(50)が選ばれた。

 また、競技者表彰のエキスパート部門では掛布雅之氏(69)が殿堂入り。元セ・リーグ審判員の富澤宏哉氏(93)が特別表彰で選出された。殿堂入りはこれで222人となった。

 イチロー氏は大リーグのマリナーズやプロ野球・オリックスなどで日米通算4367安打を記録し、現役引退後5年以上の資格を得た1年目での殿堂入り。これまで資格1年目での選出はビクトル・スタルヒン、王貞治、野茂英雄、工藤公康、金本知憲、松井秀喜の6氏。

 イチロー氏は日本時間22日の米国野球殿堂入り発表でも、日本選手初の選出が確実視されている。(福角元伸)