全豪初制覇を狙うシフィオンテクが3回戦進出 現地1月16日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)女子シングルス2回戦が行われ、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク2位)…

全豪初制覇を狙うシフィオンテクが3回戦進出
現地1月16日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)女子シングルス2回戦が行われ、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク2位)は、レベッカ・スラムコワ(スロバキア/同49位)を6-0,6-2で下して6年連続3回戦進出。「効率的にプレーできて試合を終えることができてよかった」と語った。

【動画】全豪オープン初優勝へシフィオンテクが快勝で3回戦へ マッチハイライト

23歳のシフィオンテクは、グランドスラムで通算5度(全仏オープン4勝、全米オープン1勝)のタイトルを獲得。だが、全豪オープンは2022年の4強が最高成績となっており、7度目の出場となった今大会で初タイトルを狙う。

1回戦では、カテリーナ・シニアコワ(チェコ/同50位)に6-3,6-4で勝利。この日も昨年ツアー初優勝を挙げてトップ50入りを果たしたスラムコワを圧倒した。

試合序盤からスラムコワが攻撃を仕掛けてもシフィオンテクが壁のように返球。ストロークでプレッシャーをかけていき、相手のミスを誘う。少しでもボールが甘ければ角度をつけて、試合を有利に運んで26分で第1セットを奪う。

続く第2セット、第2ゲームでスラムコワはこの試合最初のサービスキープをしてガッツポーズ。それでも流れは変わることなく、2-2からシフィオンテクが4ゲームを連取して、わずか1時間で試合を終わらせた。

6年連続で3回戦に進んだシフィオンテクは、「自信をもって試合に臨み、効率的にプレーできて試合を終えることができてよかった。ロッド・レーバー・アリーナのコートの感触も味わえてよかった」と試合を振り返った。

3回戦では、2021年の全米オープンチャンピオンのエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同61位)と対戦。過去3度の対戦で負けなしと、1セットも落としていない相手だが、ランキングは関係ないとし「みんな知っているようにエマは素晴らしいテニスができる。だから他の試合と同じように準備するつもり」と気を引き締めて戦うとした。