ドジャースが佐々木の獲得資金を捻出するためトレードを画策しているという(C)Getty Images ドジャースは、ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している佐々木朗希を獲得する資金を捻出するためにトレードを画策して…
ドジャースが佐々木の獲得資金を捻出するためトレードを画策しているという(C)Getty Images
ドジャースは、ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している佐々木朗希を獲得する資金を捻出するためにトレードを画策しているという米報道があった。
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国際選手はマイナー契約しか結ぶことができず、契約金は割り当てられたボーナスプールの中で、複数の選手と契約を結ぶことになる。佐々木獲得の可能性があるブルージェイズとパドレスが630万ドル(約9億9540万円)で、ドジャースは510万ドル(約8億580万円)のボーナスプールが割り当てられている。
これを踏まえ、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「ササキ獲得の最終候補3チームのうち、ドジャースは最も資金が少ない。そのため、Los Angeles Timesのジャック・ハリス記者が報じたように、チームはササキ獲得のオファーを増額する可能性のあるトレードについて予備的な話し合いを行ってきた」と伝えた。
契約金のプール資金は25万ドル単位で取引可能であり、各球団は元の割り当て額の最大60%まで追加で取得することができる。大谷翔平がMLBに移籍した際、エンゼルスがトレードによって、ツインズから追加のボーナスプールを獲得した例もある。ただ、同メディアは「ササキへのオファーを技術的に引き上げることは可能でも、その必要があるかどうかは不明である」と記した。
佐々木の代理人であるジョエル・ウルフ氏は佐々木について「金銭はモチベーションを高める要因ではないと明言している」とし、「もしそれが動機だったなら、メジャーリーグ入りするまであと2年待っていただろうし、ドジャースがヨシノブ・ヤマモトと12年3億2500万ドル(約465億円)の契約を結んだときのような入札合戦の渦中にあったかもしれない」と伝え、佐々木の動機は金銭ではないだろうと強調した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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