<大相撲一月場所>◇四日目◇15日◇東京・両国国技館【映像】一体、どんな感じだった? 実際の様子 大相撲一月場所四日目、力士が土俵に上がってから仕切り、取組を終えるまで、赤ちゃんの泣き声が終始館内に響きわたる場面があり、ファンから「相撲に集…

<大相撲一月場所>◇四日目◇15日◇東京・両国国技館

【映像】一体、どんな感じだった? 実際の様子

 大相撲一月場所四日目、力士が土俵に上がってから仕切り、取組を終えるまで、赤ちゃんの泣き声が終始館内に響きわたる場面があり、ファンから「相撲に集中できない」「力士も気が散る」「赤ちゃんに罪はないとはいえ」「仕方ない」「ひとまず外へ」など様々な反響が寄せられる一幕があった。力士が相撲に集中し、観客が真剣勝負を楽しむために必要なこととは?

 問題のシーンは序盤、序ノ口の取組で起こった。序ノ口十四枚目・岡田(高田川)と序ノ口十三枚目・豪ノ勝(武隈)が土俵に上がると、館内に赤ちゃんの泣き声が響き渡った。

 まだ観客もまばらな時間帯ということもあり、その声は次第に大きく響き、相撲中継のファンからは「相撲に集中できない」「力士も気が散る」といった声、さらには「心配になる泣き方」など赤ちゃんを心配する声も。一方では「赤子に罪はないとはいえ」という理解の声、加えて「ひとまず外へ連れて行ってあげて」などの反応も見られた。

 一方、日本相撲協会は子連れでの相撲観戦を推奨しており、両国国技館では設備も整えられている。

 協会の公式HPでは「小さなお子様連れのお客様へ」とする項目があり、そこを見ると「ベビー休憩室」の案内が。国技館地下1階に設置されたそのスペースには、0~2歳を利用目安としたベビーコーナーがある。ほかにも同時に4名までが使用できる授乳スペース、おむつ替えシート、幼児対象のベビー・キッズコーナーまで完備されている。

 また「観戦中に子供がぐずってしまって困っています」の問いには「地下1階『ベビー休憩室』に小さなお子様(利用目安0歳~2歳)が遊べるベビーコーナーがあります」と利用を促す案内もマップ付きで用意されている。

 子連れで観戦を楽しむことは悪いことではなく、もちろん、赤ちゃんが悪いわけでもない。力士や他の客の観戦の妨げになると感じた場合は、一時的に通路へ連れ出す、または同スペースを利用するなど、誰もが相撲に集中できる配慮が必要なのかもしれない。(ABEMA/大相撲チャンネル)