卓球の「WTTコンテンダーマスカット」は15日、男女シングルスの2回戦が行われ、ベスト8進出選手が決まった。上位シードに名を連ねている日本選手が優勝争いに絡めるかは注目が集まってくる。◆【速報/動画あり】大藤沙月、横井咲桜との世界1位ペア対…
卓球の「WTTコンテンダーマスカット」は15日、男女シングルスの2回戦が行われ、ベスト8進出選手が決まった。上位シードに名を連ねている日本選手が優勝争いに絡めるかは注目が集まってくる。
◆【速報/動画あり】大藤沙月、横井咲桜との世界1位ペア対決でストレート勝ち 第1シードが注目の同士討ちを制してベスト4進出
■2週連続V狙う張本智は8強
女子シングルスで第1シードとして挑んでいるのが世界ランキング7位の大藤沙月(ミキハウス)。前回のドーハ大会では2回戦で姿を消した大藤だが、今大会では1回戦でバルボラ・バラゾバ(スロバキア)相手にストレート勝利を収めると、2回戦でもアイヒカ・ムカルジー(インド)を3-1で退けて順当に8強入り。ベスト4をかけて、ダブルスパートナーとして世界ランキング1位に立った横井咲桜(ミキハウス)との同士討ちを迎える。
また、第2シードとして優勝争いも期待されたのが世界ランキング12位の平野美宇(木下グループ)。平野は1回戦で昨年のパリ五輪でも戦ったジョルジア・ピッコリン(イタリア)を3-1で下し幸先良いスタートを切ったが、2回戦では世界ランキング41位のリウ・ヤンズー(オーストラリア)に2ゲームを奪われ、1ゲームを返したものの、第4ゲームを8-11で落とし、ゲームカウント1-3で敗退した。
男子シングルスでは前回のドーハ大会を制した第1シードの張本智和(智和企画)が今大会も好調を維持。世界ランキング3位のエースは1回戦でナヴィド・シャムス(イラン)に3-0、2回戦ではマ・ジンバオ(アメリカ)に3-1でそれぞれ勝利して順当にベスト8進出。2大会連続優勝も期待されるなか、黄友政(中国)との準々決勝を迎える。
なお、2回戦へ勝ち進んでいた篠塚大登(愛工大)、松島輝空(木下グループ)はそれぞれ敗れ、日本男子は張本智のみが8強入りを果たしている。
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