アスレティックスとマイナー契約した森井翔太郎は3年以内にメジャー昇格を目指す(C)産経新聞社 『MLB公式サイト』は現地時間1月15日(日本時間16日)、東京・桐朋高の18歳・森井翔太郎がアスレティックスとマイナー契約を結んだことを発表した…

アスレティックスとマイナー契約した森井翔太郎は3年以内にメジャー昇格を目指す(C)産経新聞社

 『MLB公式サイト』は現地時間1月15日(日本時間16日)、東京・桐朋高の18歳・森井翔太郎がアスレティックスとマイナー契約を結んだことを発表した。契約金は151万500ドル(約2億3600万円)となる。

【画像】「二刀流」森井翔太郎がアスレティックスとマイナー契約 球団が投稿した実際の写真

 森井は投手として最速153キロを投げ込み、打者としても高校通算45本塁打を放ってきた逸材だ。

 同サイトによれば、アスレティックスのダン・ファインスタインGM補佐は「我々の組織にとって歴史的な日だ」とし、「ショウタロウは、メジャーリーグ球団と直接契約した数少ない日本人高校球児の一人だ。ショウタロウがこの春から我々のマイナー・リーグ・システムを通じて上り坂を上り始めるのを、投げるのも打つのも見るのが楽しみで仕方がない」と話したという。

 そして、同サイトは「彼は18歳でプロ初のシーズンをフルにプレーすることになるため、プロの厳しい環境に慣れるまでの長い成長のチャンスがある」と伝え、「アスレティックスが二刀流選手として成功できると信じている選手」とし、球団はメジャーでも「二刀流」を容認し、活躍してくれることを願っているようだ。

 また、「モリイの特徴は、スムーズなスイングと抜群のバランス。彼のハイセンスなスローイングは遊撃手でも通用するが、身長183cmの体格が充実してくれば、三塁手への転向も容易になるだろう」と絶賛した。

 「身体的な特徴だけでなく、アスレティックスはモリイの野球に対する意欲と情熱にすぐに魅了された。モリイは日本から輩出される次の偉大な選手の一人になりたいという強い願望を持っており、今後3年以内にメジャーに昇格することを目指している」と、3年後の2028年にはラスベガスの新球場に本拠地を移すアスレティックスの“目玉”として活躍が期待される。

 『球団公式X』は「アスレティックスへようこそ!ショウタロウ・モリイ!」と投稿し、歓迎ムードを演出。シンシナティ・レッズのエリー・デラクルーズが“お気に入り”という森井。メジャーで盗塁王に輝き、パワーも兼ね備えたデラクルーズを目標に掲げ、メジャーの舞台へと這い上がる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】高卒直接MLB決断の“異例挑戦”に熱視線! 逸材・森井翔太郎に米放送局も報道「間違いなくポテンシャルを持った選手」

【関連記事】大谷翔平から応援を受けた“韓国の逸材”は不退転の覚悟 ドジャース入団→激しいポジション争いも「後悔はしていない」

【関連記事】佐々木朗希が国際市場に広げる大きな“波紋” 「有望選手」との契約進まず→破談に ド軍は右の強打者を獲得できず