エバートンのデイビッド・モイーズ監督が、初陣での黒星を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 11日に、エバートンへの11年ぶりの復帰が発表されたモイーズ監督。近年残留争いの常連となりつつあるクラブは、今季もプレミアリーグ1…
エバートンのデイビッド・モイーズ監督が、初陣での黒星を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
11日に、エバートンへの11年ぶりの復帰が発表されたモイーズ監督。近年残留争いの常連となりつつあるクラブは、今季もプレミアリーグ16位と苦戦しており立て直しが期待されている。
そんな中で、15日に行われたプレミアリーグ第21節ではアストン・ビラと対戦。かつてはエバートンと同じくビッグ4に次ぐ立ち位置を築きながら、現在の状況は対照的なチームがモイーズ監督にとって初陣の相手となった。
ホームで開催された一戦は、前半一進一退の攻防を繰り広げながらも両チーム得点生まれずハーフタイムへ。後半は一瞬の隙から失点を許すと、同点のチャンスはありながらも最後までゴールネットは揺らせず、0-1で敗れた。
初陣は残念ながら黒星となったモイーズ監督。すぐにチームのすべてを変えることはできないと強調しつつ、今冬の補強についても状況を注視したいと語っている。
「この試合でそれほど多くのことがあったとは思わない。そして、私は自分のやるべき仕事について幻想を抱いてはいるわけでもない。チームはまたもゴールを決めることができなかった」
「我々は試合をうまくコントロールしており、入り方も良かったと思う。しかし、少しのミスからポジションを外れてしまい、それによって負けてしまった」
「我々の現状が、望んでいるものでないのは明らかだ。ショーン(・ダイチ前監督)はシーズン序盤に素晴らしい結果を残していたが、我々はもっとボールを保持した際のクオリティを見せなければならない。それこそ最も残念なことであり、私は選手たちにそう伝えた」
「選手の個性に疑問の余地はない。私としては彼らが常に輝きを放ち、結果を出すための全力を尽くしたが、結局は成し遂げられなかった」
「今夜の試合だけの問題ではなく、他の試合でも問題があり、誰もがそれを目にしている。そして私はすべてを『魔法』で変えることはできない。我々はレベルを上げる必要があるだろう。クラブが置かれている状況を見ると、市場で違いを生むかもしれないレベルの選手は獲得できない」
「可能であれば、チームに選手を加える必要があるが、やりすぎないように注意しなければならない。しかし、移籍市場で何ができるかについては見極めるつもりだ。それは間違いない」