クープ・ドゥ・フランスのラウンド32が14、15日に行われた。 前回王者のパリ・サンジェルマン(PSG)はアウェイで5部のエスパリーと対戦し、4-2で勝利した。 3トップにデジレ・ドゥエ、ゴンサロ・ラモス、バルコラを起用した[4-3-3]で…

クープ・ドゥ・フランスのラウンド32が14、15日に行われた。

前回王者のパリ・サンジェルマン(PSG)はアウェイで5部のエスパリーと対戦し、4-2で勝利した。

3トップにデジレ・ドゥエ、ゴンサロ・ラモス、バルコラを起用した[4-3-3]で試合臨んだPSGは、開始早々の3分にケヴィス・ジェチにネットを揺らされて失点する。

出鼻を挫かれたPSGだったが、すぐに反撃に転じると37分に右クロスのこぼれ球をペナルティアーク手前で拾ったザイール=エメリが左足を振り抜くと、シュートがゴール右隅に吸い込まれた。

同点で迎えた後半もPSGが主導権を握ると67分、ジョアン・ネヴェスの縦パスでボックス右に抜け出したバルコラの折り返しをD・ドゥエが流し込んだ。

その後、71分にフォルネルのゴールで一度は追いつかれたPSGだったが、88分にバルコラのゴールで再び勝ち越すと、試合終了間際の94分にゴンサロ・ラモスが試合を決定づけるPKを決めて、勝負あり。格下との打ち合いを制したPSGがベスト16へ駒を進めた。

また、日本人対決となったスタッド・ランスvsモナコは1-1の90分の戦いが終了。ベスト16進出を懸けたPK戦ではランスの守護神ディウフが主役に。1人目と2人目を見事な読みでセーブすると、モナコの3人目カマラは気圧されたか、シュートを枠外に外して3連続での失敗に。一方、後攻のランスでは3人目のキプレが外したものの、1番手の中村を含めてそれ以外の3人がきっちり決めて白熱のPK戦を制した。

その他、リーグ・アン勢対決となったマルセイユvsリールは1-1で90分が終了。その後のPK戦を4-3で制したリールがベスト16に進出。また、リヨンは5部のブルゴワン=ジャリューと対戦すると、2-2で迎えたPK戦で2-4の敗戦を喫した。

◆ラウンド32 結果

バスティア(2) 0-1 ニース

ディー=カブール(5) 1-0 ル・ピュイ(4)

ル・マン(3) 1-1(PK:4-3) ヴァランシエンヌ(3)

ギャンガン(2) 2-2(PK:9-8) ソショー(3)

スタッド・ランス 1-1(PK:3-1) モナコ

マルセイユ 1-1(PK:3-4) リール

ブルゴワン=ジャリュー(5) 2-2(PK:4-2) リヨン

トゥールーズ 2-1 ラヴァル(2)

クヴィイー(3) 2-3 アンジェ

トロワ(2) 1-0 レンヌ

スタッド・ブリオシャン(4) 1-1(PK:4-3) アネシー(2)

スタッド・ブレスト 2-1 ナント

ESタオン(5) 2-2(PK:3-5) ストラスブール

カンヌ(4) 2-1 ロリアン(2)

エスパリー(5) 2-4 パリ・サンジェルマン

FCSRアグノー(4) vs ダンケルク(2)※延期

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