フェインステインGM補佐「投打両方をする姿を見ることを楽しみに」 アスレチックスは15日(日本時間16日)、桐朋高の森井翔太郎投手とマイナー契約を結んだと発表した。MLB公式サイトがダン・フェインステインGM補佐のコメントを紹介。「我々の球…

フェインステインGM補佐「投打両方をする姿を見ることを楽しみに」

 アスレチックスは15日(日本時間16日)、桐朋高の森井翔太郎投手とマイナー契約を結んだと発表した。MLB公式サイトがダン・フェインステインGM補佐のコメントを紹介。「我々の球団にとって、歴史的な日です。ショウタロウは、MLB球団と直接契約した数少ない日本の高校生です」などと歓迎した。

 森井は高校通算45本塁打を放ち、投げては最速153キロを誇る右腕。「遊撃手兼投手」の二刀流での獲得となった。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者によれば、契約金は150万ドル(約2億3000万円)で、NPBを経由しない日本のアマチュア選手としては史上最高額だという。

 フェインステインGM補佐は「今年の春から我々のマイナー組織において昇格し始める中、ショウタロウが投打両方をする姿を見ることを切望していますし、楽しみにしています。ショウタロウの願望は初めからずっと二刀流をすることだと、我々はわかっていました」と話す。

 さらに「彼の腕を守るためだけでなく、両方のポジションで(実戦を経験する)回数を十分に重ねるための計画を実行することを目的に、組織内で投手コーチやストレングスコーチ、アスレチックトレーナーとも話をしている。それがどういう形になるかは現状では決まっていない」と見通しを語った。(Full-Count編集部)