LIVゴルフは15日、スコット・オニール氏を新CEO(最高経営責任者)に任命したと発表した。元世界ランキング1位でPGAツアー(米ツアー)通算20勝を誇る初代CEO兼コミッショナーのグレッグ・ノーマンは退任するが、今後もLIVゴルフに携わ…
LIVゴルフは15日、スコット・オニール氏を新CEO(最高経営責任者)に任命したと発表した。元世界ランキング1位でPGAツアー(米ツアー)通算20勝を誇る初代CEO兼コミッショナーのグレッグ・ノーマンは退任するが、今後もLIVゴルフに携わっていくという。
54歳のオニール氏は昨年11月まで英マーリン・エンターテイメンツのCEOを務め、過去にはNBAのニューヨーク・ニックスとフィラデルフィア76ers、NFLのフィラデルフィア・イーグルス、NHLのニューヨーク・レンジャーズとニュージャージー・デビルズなどを牽引、マディソン・スクエア・ガーデンやプルデンシャル・センターなどの資産を管理した実績を持つ。
オニール氏は「世界的なスポーツリーグを率いる機会は夢のようです。私の戦略的ビジョンと成長計画、そしてこのリーグへの情熱を信じてくれたLIVゴルフに感謝します」などとコメント。ノーマン前CEOも「彼(オニール氏)が指揮を執ることで、リーグは非常に良い方向に向かうだろう」とコメントしている。
LIVゴルフは、対立関係にあったPGAツアーと2023年6月に電撃的な和解を発表したが、合意期限の同年12月31日後も協力に向けた具体的な進展が明らかにならないまま、2月6日開幕のリヤド大会(リヤドGC/サウジアラビア)から4年目のシーズンが開幕する。