<大相撲一月場所>◇四日目◇15日◇東京・両国国技館【映像】武蔵丸を彷彿の衝撃パワー 前相撲で今場所デビューした“元横綱・武蔵丸のおい”が規格外のパワーを発揮。わずか2発で相手力士を吹き飛ばし、「つええ」「パワーがエグい」とファンもどよめい…

<大相撲一月場所>◇四日目◇15日◇東京・両国国技館

【映像】武蔵丸を彷彿の衝撃パワー

 前相撲で今場所デビューした“元横綱・武蔵丸のおい”が規格外のパワーを発揮。わずか2発で相手力士を吹き飛ばし、「つええ」「パワーがエグい」とファンもどよめいた。

 “元横綱・武蔵丸のおい”として注目を集めるのは、先場所の新弟子検査で合格し、興行ビザ取得後の今場所、前相撲でデビューを果たした光武蔵(武蔵川)だ。

 平成17年(2005年)生まれ、アメリカ・ハワイ出身の19歳。身長181センチ、体重129キロ。高校時代は武蔵丸と同じくアメリカンフットボール部でディフェンスラインとして活躍した。元横綱・曙や元大関・小錦をはじめ、かつては角界に旋風を巻き起こした“ハワイ勢”だが、令和元年(2019年)十一月場所で引退した元幕下・武蔵国(光武蔵の兄)以来、約5年ぶりにハワイ出身力士が誕生した。

 デビュー戦となった三日目の1番相撲では、同じく“横綱のおい”である、元横綱・朝青龍のおい、天狼星(錣山)と対決。いきなりのサラブレッド対決となったが、激しい攻防の末、勝利を手にしたのは天狼星だった。

 惜しくもデビュー戦は黒星を喫した光武蔵。だが四日目の2番相撲では“規格外のパワー”を発揮した。対するは安氣乃山(安治川)。立ち合い強烈なもろ手で当たった光武蔵は、相手を一気に土俵際まで吹き飛ばすと、間髪入れず2発目をお見舞い。安氣乃山に何もさせず圧勝し、プロ初白星を手にした。

 早くも規格外の強さを見せ始めた光武蔵に、ABEMAの視聴者も「つええ」「パワーがエグい」「おお、パワフル」「本家武蔵のような突き」「パワーアフロ」と驚きの声を上げていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)