大谷、由伸に続いて朗希争奪戦でも敗退「困った傾向が続いている」 佐々木朗希投手にもフラれ、ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」が嘆き節だ。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す剛腕の争奪戦では2次面談に進めず脱…
大谷、由伸に続いて朗希争奪戦でも敗退「困った傾向が続いている」
佐々木朗希投手にもフラれ、ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」が嘆き節だ。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す剛腕の争奪戦では2次面談に進めず脱落。“ヤンキースブランド”の低下が日本でも発生していると報じた。
ヤンキースにとって日本人選手は切っても切れない関係だった。伊良部秀輝に始まり、松井秀喜は2009年ワールドシリーズでMVPに選ばれるほどの大活躍。マイナー在籍期間が長かったものの、井川慶もヤンキースタジアムでプレーしていた。2014年にはイチロー、黒田博樹、田中将大と日本人3選手がプレーしたこともあった。同紙は「東海岸の望ましくない場所に位置しているにもかかわらず、ヤンキースは間違いなく日本人選手にとって過去に最も魅力的な場所だった」と伝えた。だが、ここ最近は流れが違う。
大谷翔平、山本由伸両投手は他球団にさらわれ、今オフの佐々木朗希では1次面談で脱落となった。「NPBからMLBに渡った一番新しいスター3選手は、ヤンキースに断りを入れた。ショウヘイ・オオタニはヤンキースに(契約を結ぶための)ポジションさえ与えなかった」と、大谷とは面談さえできなかったと伝えた。
「日本人選手にとって、西海岸への好みはどんどん増しているように思えるし、一貫して勝利と札束を提供できるMLB球団は、もはやヤンキースだけではない」
日本人選手が最後にピンストライプを着てプレーしたのは2020年の田中将大(現巨人)が最後だ。来オフにはヤクルトの村上宗隆がメジャー挑戦する意向。通算362本塁打で一塁を守る37歳ゴールドシュミットが単年契約だったことを踏まえると、日本の3冠王の獲得を目指すこともありそうだが……。ヤンキースとしては悪い流れを断ち切りたいところか。(Full-Count編集部)