【フランス・カップ】スタッド・ランス 1-1(PK3ー1) モナコ(日本時間1月15日/スタッド・オーギュスト=ドローヌ)【映像】中村敬斗が神クロス→味方が決定機逸 スタッド・ランスに所属するMF中村敬斗が、個人技から決定的なチャ…
【フランス・カップ】スタッド・ランス 1-1(PK3ー1) モナコ(日本時間1月15日/スタッド・オーギュスト=ドローヌ)
スタッド・ランスに所属するMF中村敬斗が、個人技から決定的なチャンスを演出した。試合途中にCFから左ウイングにポジションを移していた日本代表MFは、縦突破から相手のタイミングを外す技ありのピンポイントクロスを供給。この決定機演出にファンからは称賛の声が集まっている。
日本時間1月15日に3人の日本人選手が所属しているスタッド・ランス は、フランス・カップのラウンド32で南野拓実も所属するモナコと対戦した。
この試合でスタッド・ランスの中村は、CFで先発出場。FWウマル・ディアキテが74分に出場して以降は本職の左ウイングにポジションを移していた。
このポジション調整が功を奏したのが、1ー1で迎えた90+1分のチャンスメイクだろう。左サイドのライン際を縦に突破した中村は、対峙したモナコのDFティロ・ケーラーのタイミングを半歩ズラしてから、中央にクロスボールを折り返した。
これがピンポイントでゴール前のディアキテの頭に合ったかに見えたが、ジャンプのタイミングが合わずシュートミス。間もなく90分が終わるという時間帯で勝ち越しゴールを奪うことができず、スタッド・ランスのルカ・エルスネル監督も大きなリアクションで悔しがった。
解説を務めた中山淳氏は、「左足で難しいところにピンポイントで送りましたね」とコメント。ファンからも「ディアキテなんでやねん」「敬斗くんアシスト未遂」「中村敬斗クロス成長してるー」「まじで敬斗の神クロスだったじゃん!!なんであれ決めらんないのよ!」「中村敬斗の左足クロスうますぎぃ!」など、完璧に決定機を演出した中村に称賛の声が集まりつつ、決められなかったディアキテには厳しい声が寄せられた。
なお、試合はPK戦までもつれ、中村は一番手として見事に成功。スタッド・ランスがラウンド16進出を決めた。同クラブは直近10試合のリーグ戦で1勝3分6敗と大きく調子を落としており、今季のチャンピオンズリーグにも出場している強豪相手の勝利で自信を取り戻したいところだ。
(ABEMA de DAZN/フランス・カップ)