【グランドスラム オブ カーリング】マスターズ (1月15日/カナダ)【映像】初戦は日本勢対決に!第1試合ハイライト グランドスラム オブ カーリングの「マスターズ」がカナダのオンタリオ州ゲルフで開幕した。日本からは世界ランキング3位のロコ…

【グランドスラム オブ カーリング】マスターズ (1月15日/カナダ)

【映像】初戦は日本勢対決に!第1試合ハイライト

 グランドスラム オブ カーリングの「マスターズ」がカナダのオンタリオ州ゲルフで開幕した。日本からは世界ランキング3位のロコ・ソラーレ(Fujisawa)、同6位の北海道銀行(Tabata)、同9位の中部電力(Kitazawa)の3チームが出場。ロコ・ソラーレは初戦から北海道銀行との日本勢同士のゲームを戦い、3-5で黒星発進となった。

 得点しやすい後攻を持ったのは北海道銀行だったが、アイスの状況を読みながらリスクを嫌う序盤となり、第1エンドは両軍無得点のブランクエンド。第2エンドもクリーンな展開となる。

 ただ、このグランドスラム第4戦「マスターズ」ではブランクエンドが2回続くと先攻と後攻が入れ替わる新ルールを試しており、このため第2エンドに北海道銀行は1点を取る選択をした。

 第3エンドで後攻を持ったロコ・ソラーレだが、2点のチャンスを逸して1点を取らされると、ブランクエンドとハーフタイムを挟んだ第5エンドには北海道銀行のフォース・田畑百葉がコーナーガードに隠すカムアラウンドを決め、フォースの藤澤五月はこれを弾き出せず。2点を失った。

 続く第6エンドはセカンドの鈴木夕湖がシューターをスコアリングポジションに残すダブルテイクアウトを決めるなど好機を作り1点を返すと、第7エンドは吉田夕梨花、鈴木夕湖がセットアップからセンターラインに効果的なショットを重ねる。藤澤も1投目でハウス内に強いNo.1ストーンを送り込み、これが1点を返すスティールの石となった。来月の日本選手権でロコ・ソラーレのフィフスに加わることになったゲスト解説の松澤弥子も「(スイープで)運び切ったチームショット」と賞賛する好ショットで同点とした。

 最終8エンドもスティールを狙ってセンターライン上で勝負したいロコ・ソラーレだったが、北海道銀行は冷静に1ショットでひとつずつ相手の石を処理し、2点を獲得。結果的には3-5で初戦を落とすこととなった。

 藤澤は試合後のインタビューで「3エンド目と6エンド目で複数得点を取れるチャンスを活かしきれなった」と悔やんだが、「今日の反省を活かして予選を勝ち切れるように」と以降の戦いを見据えた。

 2試合目は日本時間16日午前9時30分から、カナダのチーム・シュクリク(Skrlik)と戦う。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)