伝統の古馬中距離重賞。ハンデ戦ということもあってGIIにしては昇級してすぐに通用するようなケースも目立つ。馬券的には傾向がはっきりしているレースだろう。1.フレッシュな馬 過去10回で明け4歳馬がダントツの成績。[6-4-2-19]で勝…
伝統の古馬中距離重賞。ハンデ戦ということもあってGIIにしては昇級してすぐに通用するようなケースも目立つ。馬券的には傾向がはっきりしているレースだろう。
1.フレッシュな馬
過去10回で明け4歳馬がダントツの成績。[6-4-2-19]で勝率19.4%、複勝率38.7%と非常に優秀だ。また、単勝については回収率でも100%を超えている。逆に7歳以上の馬は38頭出走して1頭も馬券圏内に絡んでいない。
2.妙味は前走3勝クラスにあり
前走のクラスを見ると最も勝ち馬が多いのは前走がGIだった馬。[5-2-2-27]で勝率13.9%、複勝率25.0%と悪くない。ただ、前走がGIだけに妙味は薄い。狙うなら前走が3勝クラスの馬。[3-3-2-12]で勝率15.0%、複勝率は40.0%だ。単勝回収率、複勝回収率も共に100%を超えていて妙味も十分。なお、着順については負けていてもOKだ。
3.関西馬優勢
過去10回で、関西馬[8-10-7-91]で複勝率21.6%に対して、関東馬は[2-0-3-25]で複勝率16.7%。関西馬の方が優勢になっている。
ヴェローチェエラは1勝クラスから3勝クラスまで3連勝。4歳馬で、所属も栗東の須貝尚介厩舎。ここでは狙い目の条件が揃っていて、人気になりそうだが素直に評価したい。