春高バレー 女子準決勝第2試合の結果  第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)は11日、準決勝が行われ、女子の第2試合は金蘭会(大阪)と下北沢成徳(東京)が対戦。昨年準優勝の下北沢成徳が2年連続の決勝進出を果…

春高バレー 女子準決勝第2試合の結果

 第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)は11日、準決勝が行われ、女子の第2試合は金蘭会(大阪)と下北沢成徳(東京)が対戦。昨年準優勝の下北沢成徳が2年連続の決勝進出を果たした。

 第1セット序盤は下北沢成徳のリードで試合が進み、8-2でテクニカルタイムアウト。その後、金蘭会は1年生からアンダーカテゴリー代表で活躍する大森咲愛らの活躍で追い上げるが、イェーモンミャ主将を中心に攻める下北沢成徳の勢いは止められず、25-20でセットを先取する。

 第2セット序盤は金蘭会がリード。中盤、12-12と下北沢成徳が追いつくと逆転し、16-15で2回目のテクニカルタイムアウト。しかし、金蘭会が再び逆転し、18-16とシーソーゲームに。その後、下北沢成徳は荻野明花のスパイクで21-21と同点にして、終盤まで競り合いが続く。しかし、最後は丹山花椿のライトからのスパイクが決まり、金蘭会が25-22でセットを取り返した。

 第3セット、金蘭会がリードするが、下北沢成徳も連続得点で追い上げる。しかし、中盤から金蘭会が引き離し、17-10。終盤もそのまま勢いを止めずに最後は西村美波主将のスパイクで25-20でセットを連取した。

 第4セット序盤、後がなくなった下北沢成徳はイェーモンミャ主将、柳千嘉らの活躍でリード。一度同点に追いつかれるも16-12と下北沢成徳のリードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。その後、金蘭会も大森、平野シアラらの活躍で応戦するも下北沢成徳がリードを保ち、23-17。最後は荻野のスパイクで下北沢成徳が25-19でセットを奪取し、試合はフルセットに。

 第5セットもどちらが勝ってもおかしくない大接戦に。同点から下北沢成徳1点リードの8-7でコートチェンジとなる。セット後半、下北沢成徳は2年生の上村夏子が活躍。終盤はイェーモンミャ主将も連続得点し、最後は上村のスパイクが決まり、下北沢成徳が決勝進出を果たした。


写真:黒羽白