春高バレー 男子準決勝第2試合の結果  第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)は11日、準決勝が行われ、男子の第2試合は東福岡(福岡)と東亜学園(東京)が対戦。東福岡がストレートで勝利し、4大会ぶりの決勝戦に…

春高バレー 男子準決勝第2試合の結果

 第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)は11日、準決勝が行われ、男子の第2試合は東福岡(福岡)と東亜学園(東京)が対戦。東福岡がストレートで勝利し、4大会ぶりの決勝戦に駒を進めた。

 第1セット、立ち上がりから東福岡が松下晃大を中心に圧倒し、8-1でテクニカルタイムアウトを迎える。その後も東福岡は照屋舜主将がサーブで攻め、リードを広げる。開催地の東亜学園は大応援団の後押しを受け、2年生の熊山徹や小寺雄大がスパイクやサービスエースを決めるもなかなか点差が縮まらない。松下がスパイクを決めてセットポイントを奪うと、最後は東亜学園の攻撃がアウトになり、東福岡が25-10でセットを先取した。

 第2セットは序盤東亜学園がリードするもミスも出て、東福岡に6連続得点され、逆転される。一方の東福岡は中盤から流れを掴み、16-12とリードを保つ。セット後半、たまらず東亜学園は2回タイムアウトをとるも、東福岡の勢いを止めることはできず、東福岡が25-17でセットを連取した。

 第3セットも照屋、松下らの活躍で東福岡がリード。16-9で2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。東亜学園は大槻尚平のクイックなどで応戦するが、波に乗るきっかけがつかめない。東福岡は途中出場の選手も活躍し、マッチポイント。ここから東亜学園も3連続得点で粘るが、反撃もここまで。25-18で東福岡がこのセットも連取し、決勝戦への切符を勝ち取った。


写真:黒羽白