シャルケは14日、GKロリス・カリウス(31)の加入を発表した。今シーズン終了までの契約となる。 シュツットガルトやマンチェスター・シティの下部組織で育ったカリウスは、マインツでプロキャリアをスタート。マインツでは正守護神として名をあげると…
シャルケは14日、GKロリス・カリウス(31)の加入を発表した。今シーズン終了までの契約となる。
シュツットガルトやマンチェスター・シティの下部組織で育ったカリウスは、マインツでプロキャリアをスタート。マインツでは正守護神として名をあげると、2016年7月にユルゲン・クロップ監督に引き抜かれリバプールに完全移籍する。
しかし、パフォーマンスの不安定さが拭えずに控えとなるが、正守護神に返り咲き。しかし、2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアル・マドリー相手にミスを連発。リバプールは優勝を逃すと共に、ファンから戦犯扱いされると、ここから一気にパフォーマンスが低下。ローマからブラジル代表GKアリソン・ベッカーが加入すると居場所がなくなり、ベシクタシュ、ウニオン・ベルリンとレンタル移籍を繰り返すことに。2022年9月にニューカッスルに加入するも、2024年7月に退団。半年間は無所属状態が続いていた。
31歳という年齢を考えれば、まだまだこれからと言える中、メンタル面でもかなり追いやられていたカリウス。ドイツに戻り、再び輝くチャンスを手にすることとなった。
「シャルケの責任者と非常に良い話し合いができたし、チームと一緒にトレーニングすることを楽しみにしている。シャルケは熱狂的なファンがいるビッグクラブだ。スタジアムででプレーする時はいつもそう感じていた」
シャルケは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦っており、13位に位置。ブンデスリーガ昇格は厳しい状況にあるが、カリウスの加入がどういった効果を生み出すか注目だ。