先週末に行われたウインターブレイク明けの前節、ドルトムントvsレバークーゼンの好カードは2-3でレバークーゼンが逃げ切り勝利を飾った。そして首位バイエルンがボルシアMGにシャットアウト勝利とし、2位レバークーゼンとの4ポイント差を維持してい…

先週末に行われたウインターブレイク明けの前節、ドルトムントvsレバークーゼンの好カードは2-3でレバークーゼンが逃げ切り勝利を飾った。そして首位バイエルンがボルシアMGにシャットアウト勝利とし、2位レバークーゼンとの4ポイント差を維持している。前半戦最終戦となる第17節は火曜と水曜に行われ、MF佐野海舟の5位マインツ(勝ち点28)が2位レバークーゼン(勝ち点35)と火曜に対戦する。

マインツは前節ボーフム戦、ケガから復帰の主砲FWブルカルトのドッペルパックで快勝。年を跨いで連勝を3に伸ばした。開幕から先発を続ける佐野も一貫したハードワークで相手に隙を与えず快勝に貢献している。レバークーゼン戦ではヴィルツとマッチアップする可能性が高いが、バイエルン戦で抑え込んだMFムシアラ同様にドイツの至宝を再び封じ込めてしまうだろうか。

一方、FWシックのドッペルパックでドルトムントに逃げ切り勝利としたレバークーゼンは、年を跨いで公式戦連勝を9とした。終盤にドルトムントの攻勢を許してヒヤリとしたが、しっかり勝ち切った。堅実なブロックを築くマインツ相手にレバークーゼンが多彩な攻めでいかに崩すのかに注目が集まる。

水曜には首位バイエルン(勝ち点39)が登場、15位ホッフェンハイム(勝ち点13)と対戦する。バイエルンは前節ボルシアMG戦、ムシアラを病気で、DFウパメカノを負傷で欠いた中、1-0のスコア以上の内容差で勝利。年を跨いで連勝とした中、前半戦最終戦を勝利で締めくくれるか。

MF堂安律の6位フライブルク(勝ち点27)は3位フランクフルト(勝ち点30)との上位対決に挑む。フライブルクは前節ホルシュタイン・キール戦、堂安が3点目をアシストした中、終盤に2点を決められて追い上げを許したが勝ち切った。2024年最終戦のレバークーゼン戦大敗を払拭して新年白星スタートとした中、マンチェスター・シティへの移籍報道があるFWマーモウシュ擁するフランクフルトを下して連勝となるか。

その堂安との日本人対決に敗れたFW町野修斗の17位ホルシュタイン・キール(勝ち点8)は、8位ドルトムント(勝ち点25)と対戦。2024年最終戦で大活躍し、フライブルク戦では先発で起用された町野だったが、見せ場を作れず。再びアピールする立場となった中、DFシュロッターベックやMFジャン、DFアントンらバックラインに病欠者が相次ぐドルトムント相手に結果を残せるか。

バイエルン攻撃陣を1失点に抑えたDF板倉滉の11位ボルシアMGは、勝ち点24で並ぶ10位ヴォルフスブルクとの中位対決。トップハーフを目指す上では同レベルのヴォルフスブルクには負けられないところ。前半戦最終戦を勝利で飾れるか。

前節出番のなかったDFチェイス・アンリの7位シュツットガルト(勝ち点26)は4位ライプツィヒ(勝ち点30)と、出場停止が明けるMF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点8)は14位ザンクト・パウリ(勝ち点14)と対戦する。

◆ブンデスリーガ第17節

1/14(火)

《26:30》

ホルシュタイン・キールvsドルトムント

《28:30》

レバークーゼンvsマインツ

フランクフルトvsフライブルク

ヴォルフスブルクvsボルシアMG

1/15(水)

《26:30》

ボーフムvsザンクト・パウリ

《28:30》

シュツットガルトvsライプツィヒ

バイエルンvsホッフェンハイム

ブレーメンvsハイデンハイム

ウニオン・ベルリンvsアウグスブルク