1月13日(現地時間12日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは、敵地ロケットモーゲージ・フィールドハウスで行われたク…

 1月13日(現地時間12日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは、敵地ロケットモーゲージ・フィールドハウスで行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦に108-93で勝利し、相手の連勝を12でストップしてみせた。

 試合は前半を終えて40-53と、ペイサーズは13点を追う展開となり、先発ポイントガードのタイリース・ハリバートンが左ハムストリング負傷で途中離脱となったのだが、ペイサーズは後半でリーグベストの戦績(33勝4敗)を残していた難敵相手に68-40と圧倒して大きな1勝を手に入れた。

 ペイサーズではアンドリュー・ネムハードが19得点4アシスト2スティール、パスカル・シアカムが18得点9リバウンド2ブロック、マイルズ・ターナーが15得点10リバウンド、ベネディクト・マサリンとオビ・トッピンがそれぞれ12得点、トーマス・ブライアントが11得点、ジャレス・ウォーカーが8得点12リバウンド2スティールをマーク。

 最終クォーターだけで11得点を奪ったネムハードは「失うものなんてなかった。相手は今リーグでベストなチームなんだ。僕らはハードに、一丸になってプレーしなきゃいけなかった。ディフェンスでもっとフィジカルさを出していく必要があった」とコメント。

 キャバリアーズはこの試合で平均10.1得点3.4アシスト1.2スティールを残す控えガードのタイ・ジェロームを体調不良で欠いたとはいえ、その他の選手たちは健在。

 ダリアス・ガーランドがゲームハイの20得点に7アシスト、ドノバン・ミッチェルが19得点2スティール、エバン・モーブリーが16得点12リバウンド、ジャレット・アレンが11得点9リバウンドを残すもチーム全体でフィールドゴール成功率39.8パーセント(33/83)、3ポイントシュート成功率26.8パーセント(11/41)と不発に終わった。

 キャバリアーズにとって、100得点未満に終わったのはこの試合が今シーズン初。さらにフィールドゴール成功率はワースト2位、3ポイント成功率がワーストと、ペイサーズの前に抑え込まれた。

 そのキャバリアーズを93得点に封じたディフェンスについて、ネムハードは「僕らは(ディフェンスで)つながっていた。自分たちがミスをしても互いに助け合い、次のプレーを決めていた」と、チーム一丸になって戦い抜いたと話していた。

 22勝18敗でイースタン・カンファレンス5位にいるペイサーズは、首位キャバリアーズだけでなく、2位のボストン・セルティックス(28勝11敗)に2勝1敗、3位のニューヨーク・ニックス(26勝15敗)には1勝1敗、4位のオーランド・マジック(23勝18敗)にも1勝2敗と、上位4チームから勝利している。

【動画】ペイサーズが勝利したキャバリアーズ戦ハイライト!