高木豊「2024年の助っ人通信簿」 セ・リーグ編 プロ野球においてチーム浮沈のカギを握る助っ人外国人。2025年シーズンに向けて補強も進んでいるが、その前に昨季の外国人選手たちの活躍や、オフの動きを振り返っておきたい。 かつて大洋(現DeN…
高木豊「2024年の助っ人通信簿」
セ・リーグ編
プロ野球においてチーム浮沈のカギを握る助っ人外国人。2025年シーズンに向けて補強も進んでいるが、その前に昨季の外国人選手たちの活躍や、オフの動きを振り返っておきたい。
かつて大洋(現DeNA)で活躍し、現在は野球解説者やYouTubeでも活動する高木豊氏に、まずはセ・リーグ各球団の主な助っ人たちの貢献度を【◎、〇、△、×】の4段階で評価してもらった。
(※)一軍での出場がない選手、出場試合数が少ない選手に対するコメントは省略(成績のみ掲載)しているが、評価の対象。育成選手は評価の対象外。中日のダヤン・ビシエドは日本人枠の扱いだが、評価の対象とした。
2024年のセ・リーグ首位打者、DeNAのオースティン
photo by Sankei Visual
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【プロフィール】
高木豊(たかぎ・ゆたか)
1958年10月22日、山口県生まれ。1980年のドラフト3位で中央大学から横浜大洋ホエールズ(現・ 横浜DeNAベイスターズ)に入団。二塁手のスタメンを勝ち取り、加藤博一、屋鋪要とともに「スーパーカートリオ」として活躍。ベストナイン3回、盗塁王1回など、数々のタイトルを受賞した。通算打率.297、1716安打、321盗塁といった記録を残して1994年に現役を引退。2004年にはアテネ五輪に臨む日本代表の守備・走塁コーチ、DeNAのヘッドコーチを2012年から2年務めるなど指導者としても活躍。そのほか、野球解説やタレントなど幅広く活動し、2018年に開設したYouTubeチャンネルも人気を博している。