陸上のU20世代有力選手、指導者を対象にした育成研修合宿が13日、都内で行われ、男子800メートル日本記録保持者の落合晃(18)=滋賀学園高=、女子800メートル日本記録保持者の久保凛(16)=東大阪大敬愛=、ドルーリー朱瑛里(17)=津…
陸上のU20世代有力選手、指導者を対象にした育成研修合宿が13日、都内で行われ、男子800メートル日本記録保持者の落合晃(18)=滋賀学園高=、女子800メートル日本記録保持者の久保凛(16)=東大阪大敬愛=、ドルーリー朱瑛里(17)=津山高=らが出席した。
落合は「東京で世界陸上が行われるので、出場するだけじゃなく結果を求めたい。まず44秒5を切って、標準記録を切りたい。勝負するには43秒台でも足りないが、まずは43秒台を目標にしたい」と見据えた。
卒業後は駒大に進学し、大八木弘明総監督のもとで世界の舞台を目指して練習していく。「大八木さんからオファーをいただいたことと、世界で勝負と考えた時に大八木さんが持っておられるチームで世界を目標にされている選手がいっぱいいて、実際に海外でも試合や練習を行っているので世界と近いなと思った。大学4年間でまずは陸上を通じて人として成長することと、パリ五輪に出場できなかったので、4年後、大学4年生の時にロサンゼルスで五輪が行われるので、目標にしたいですし、出場だけじゃなくメダルとか取れる選手になりたい」と、説明した。
今後も軸足は中距離に置く予定で「800メートルとか1500メートルとかミドル系でいきたいなという思いはあります」とうなずいた。駅伝への期待もあるが「駅伝も好きなんですけど、短めの駅伝だったらまだ狙えるチャンスはあるのかな。箱根は20キロとか長い距離ではあるので…。駅伝がトラックにまったく繋がっていないという考えはない方なので、狙えるのであれば箱根もとは思うんですけど、今のところは状況をみながらって感じですかね」と、率直に語った。