西岡良仁が予選勝者を下して全豪オープン2回戦進出 現地1月13日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男子シングルス1回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク65位)は予選勝者のアジ…
西岡良仁が予選勝者を下して全豪オープン2回戦進出
現地1月13日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男子シングルス1回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク65位)は予選勝者のアジズ・ドゥガズ(チュニジア/同231位)を3-6,6-4,7-6(3),6-3で下し、2年ぶりに2回戦進出を果たした。
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29歳の西岡は10年連続10度目の全豪オープン出場。節目の大会となった初戦では、予選から勝ち上がりグランドスラム本戦初出場のレフティー、ドゥガズと対戦した。
予選3試合をすべてフルセットで戦ってきたドゥガズに対し、西岡は序盤からラリーを組み立てていく。だが、メリハリのプレーで攻めるドゥガズに先行を許す。一時は追いついた西岡は、第8ゲームで再びリードを許し3-6でセットを落とした。
第1セットを失いプレッシャーのかかる西岡。それでもしぶとくサービスキープしていき、チャンスをうかがう。第8ゲームでは0-40と3本のブレークポイントを握ったが、ドゥガズの好サーブに阻まれてしまう。フラストレーションがたまる中、直後のサービスゲームではピンチに。これをしのぎ切ると、5-4で再びチャンスを作り、最後はフォアハンドのウィナーを決めて6-4でセットを取り返した。
第3セットは、第2ゲームで先にブレーク。これで勢いに乗るかと思われた西岡だが、ドゥガズもしぶとく我慢強くプレーする。第5ゲームでブレークバックされ、流れに乗れそうで乗れない。だが、そのままもつれたタイブレークでは、強気のストローク、ネットプレーが冴え、西岡が7-6(3)でセットを連取する。
大事な第3セットを奪い有利な立場となった西岡は、第4セットでいきなりブレーク。得意のストローク戦でじっくり攻め立てて、ドゥガズのミスを誘っていく。ブレークのピンチを冷静に防ぎつつ、第9ゲームで2度目のブレークに成功して6-3。逆転勝ちで2年ぶりに全豪オープン2回戦に進んだ。
2回戦では第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)とアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン/同72位)の勝者と対戦する。