百戦錬磨のエル・ブランコのレジェンドにとっても前回対戦に続くエル・クラシコでの大敗は、受け入れがたいものとなった。 レアル・マドリーは12日、サウジアラビアで行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ決勝でバルセロナと対戦し、2-5の惨敗とな…

百戦錬磨のエル・ブランコのレジェンドにとっても前回対戦に続くエル・クラシコでの大敗は、受け入れがたいものとなった。

レアル・マドリーは12日、サウジアラビアで行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ決勝でバルセロナと対戦し、2-5の惨敗となった。

マドリーのMFルカ・モドリッチは相手に退場者が出て3点差に詰め寄った後半半ばにMFオーレリアン・チュアメニとの交代で途中出場。数的不利を撥ね返して逆転勝利した先日のバレンシア戦では値千金の同点ゴールを決めた司令塔は、攻撃の起点として相手の堅守攻略を目指したが、自身の投入後は最後までゴールをこじ開けられず。

サンティアゴ・ベルナベウで0-4の屈辱的な敗戦に続きマニータを許しての厳しい敗戦によって、今シーズンの7冠の夢が早々に潰えることになった。

同試合後、39歳MFは「受け入れるのが難しい」と宿敵相手の2戦連続の惨敗にショックの色を隠せなかった。クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

「受け入れるのが難しい。僕らは団結してチームとして、リーガで彼らに負けたときと同じように反応しなければならない。僕らは反応を示したし、この厳しい敗北からもバウンスバックできることを期待している。なぜなら、僕らはこのような形で負けるとは思っていなかったからだ」

「すぐにコパ(セルタ戦)の試合があるし、後悔する時間があまりないことは良いことだ。負ける決勝戦を選ばなければならないなら、僕らはこの試合に負けたい」

「これがフットボールなんだ。僕ら自身もファンにとっても残念な気持ちだけど、僕らは前進し、団結しなければならない。今シーズンはまだフットボールが残っている。ファンにたくさんの喜びを与えたいと思っているよ」

クラシコでの連敗に関しては宿敵相手の不甲斐ない戦いを悔やみながらも、相手の方が優れていたと素直に敗戦を受け入れた。

「フットボールには負けと勝ちがあり、いつも勝てるわけではない。ライバルに負けるのは決していいことではないけど、これがフットボールだ。バルセロナを祝福しなければならない。彼らの方が良い試合をした。僕らは努力して今日のミスを修正し、やり直さなければならない。リーグ戦では調子が良かったし、リズムを取り戻さなければならないね」