◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 最終日(12日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)PGAツアー参戦2年目の久常涼は、シーズン初戦を通算4アンダー65位で終えた。ツアー初勝利へ向け、上位争いの回数を増やしたいと意気…
◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 最終日(12日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)
PGAツアー参戦2年目の久常涼は、シーズン初戦を通算4アンダー65位で終えた。ツアー初勝利へ向け、上位争いの回数を増やしたいと意気込んだ1試合目にトップと12打差をつけられた。「もっとスコアを伸ばせるように狙っていたけど、なかなかチャンスで獲れなかった」と悔しがった。
初日からパッテングがわずか一筋逸れる展開が続き、フラストレーションを溜めた。「(自分の)ミスで外れるなら全然いいけど、結構良いパットは打てていた気はしている。入ったと思ったのが入らないと、やっぱり流れが作れない」。昨年大会では4日間通してパットのスコア貢献度は「+1.737」でフィールド5位を記録したが、今年は全体70位の「-2.988」と低迷した。
前を向ける点もある。最終日には、ショットのスコア貢献度を示すストローク・ゲインド・ティ・トゥ・グリーンで全体7位の「+1.883」をマークした。「ショット自体はそんなに悪くない。来週も伸ばし合いのコースなので、(上位に)ついていけるようにパッティングを修正して頑張れれば」。昨年11位で終えた次戦「ザ・アメリカンエキスプレス」(カリフォルニア州PGAウエスト ピート・ダイ・スタジアムコース)で仕切り直す。
フルシード獲得に加え、今年はルーキーだった昨年よりも一つ上のステージを目指す。プレーを終えた夜に米本土に向かって飛び立つタフさは、チャレンジャーとして海を渡った一年前と変わらない。(ハワイ州ホノルル/石井操)