第61回全国大学ラグビー選手権大会は13日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝があり、帝京大(関東対抗戦2位)が早稲田大(同1位)を33―15で破り、4大会連続13度目の優勝を果たした。2度目の4連覇は大会史上初めて。早大の5大会ぶり17度目の…

 第61回全国大学ラグビー選手権大会は13日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝があり、帝京大(関東対抗戦2位)が早稲田大(同1位)を33―15で破り、4大会連続13度目の優勝を果たした。2度目の4連覇は大会史上初めて。早大の5大会ぶり17度目の優勝はならなかった。

 帝京大は14―15の後半5分、ロック本橋拓馬のトライで逆転。早大の猛攻を出足の鋭い防御でしのぎ、その後もWTB日隈太陽らが2トライを決めて突き放した。関東大学対抗戦では17―48で大敗した早大に雪辱した。

 26大会連続32回目の出場となった全国選手権では、自慢の堅い防御から攻撃につなげ、準々決勝で慶応義塾大を73―24、準決勝で明治大を34―26で破り、決勝に進んだ。(佐藤祐生)