【ブンデスリーガ】ボルシアMG 0-1 バイエルン(日本時間1月12日/ボルシア・パルク)【映像】神インターセプト→絶妙パスに本拠地熱狂(実際の様子) 強気の守備がチームの攻撃を加速させた。ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、狙い澄ましたイ…

【ブンデスリーガ】ボルシアMG 0-1 バイエルン(日本時間1月12日/ボルシア・パルク)

【映像】神インターセプト→絶妙パスに本拠地熱狂(実際の様子)

 強気の守備がチームの攻撃を加速させた。ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、狙い澄ましたインターセプトを披露。一気にカウンターを仕掛けて前線への浮き球を通すと、スタジアムのファンたちは大歓声となった。

 日本時間1月12日、ブンデスリーガ第16節で、ボルシアMGはバイエルンを本拠地に迎えた。板倉は4バックの右センターバックとして出場。前半から押し込まれる展開が続くなか、イングランド代表FWハリー・ケインらと迫力あるマッチアップを見せた。

 するとゴールレスで迎えた50分、板倉らしい強気のディフェンスが光った。相手陣内低い位置でボールを受けたケインが、左サイドに張り出したFWレロイ・サネへの対角のロングボールを送った。これを狙っていた板倉は、サネに渡る直前に“ライダーキック”でボールを回収した。このプレーに対して大歓声を送るボルシアMGのサポーターたち。すると板倉は、そのままハーフウェイラインを超えて相手陣内へと攻め込む。最後は、裏を狙ったMFアラサヌ・プレアにロブパスを送った。これはわずかに合わず決定機に繋げられなかったが、板倉のプレーが一気に局面を変えた。

 この日の板倉は35本中26本のパス成功にとどまり、成功率74%とやや苦しんだ。一方で、タックル成功率は100%、ヘディングでのクリアは5回など守備で貢献。チームは敗れたが、ケインやサネ、さらにはMFトーマス・ミュラーなど裏を狙う相手に対して完璧に近い対応を見せた。

(ABEMA/ブンデスリーガ) Photo by GettyImages