インドネシア代表のパトリック・クライファート新監督が就任会見に臨んだ。インドネシアの各紙が伝える。 W杯アジア最終予選C組で現在3位のインドネシア代表は6日、同国のサッカー熱増進に貢献してきたシン・テヨン監督を解任。理由が単に“成績不振”で…
インドネシア代表のパトリック・クライファート新監督が就任会見に臨んだ。インドネシアの各紙が伝える。
W杯アジア最終予選C組で現在3位のインドネシア代表は6日、同国のサッカー熱増進に貢献してきたシン・テヨン監督を解任。理由が単に“成績不振”ではないことが明らかだ。
その後任として、かつてバルセロナなどで活躍した元オランダ代表の名FW、クライファート氏を招聘。チームの“オランダ化”を進めてきたなか、とうとう指揮官もオランダ人とした。
クライファート新監督は12日、インドネシアの首都・ジャカルタで就任会見に臨み、W杯本大会出場へ意欲。初陣は3月20日、最終予選第7節のオーストラリア代表戦(A)だ。
「ここからの(最終予選)4試合はすべてが決勝戦であり、唯一の選択肢は勝つことだ。私は攻撃的なサッカーを好むので、選手には積極的にボールをコントロールして貰いたい。ゴールを決めたいなら、それしか道はない」
現段階では、インドネシア代表選手たちのことをほとんど知らないようだ。
「まずは選手の適性を見極めたい。戦術の策定はそのあとだ。どのみち、現代サッカーではその時々の状況に応じてフォーメーションを柔軟に変える必要がある。私が好きな[4-3-3]だと、各ポジションが様々なタスクを負うことになる…簡単じゃない。既存の強みを最大限に理解・活用しなければならない」
インドネシアサッカー協会によると、クライファート新監督は2027年までの契約に加え、更新オプションも付帯しているとのことだ。