CBでも堅実な働きを見せる遠藤に、さらなるプレータイムは与えられるか(C)Getty Images 背番号3に対し、またも高い評価が送られている。 現地時間1月11日、リバプールはFAカップ3回戦でアクリントン・スタンリーと対戦し、4-0で…

 

CBでも堅実な働きを見せる遠藤に、さらなるプレータイムは与えられるか(C)Getty Images

 

 背番号3に対し、またも高い評価が送られている。

 現地時間1月11日、リバプールはFAカップ3回戦でアクリントン・スタンリーと対戦し、4-0で快勝した。遠藤航はこの試合でスタメンに名を連ね、センターバックとして終盤までプレーし、チームの白星に貢献している。

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 4部リーグ所属の相手をホームに迎えたリバプールは主力を休ませるなど、リーグ戦から大幅にメンバーを入れ替え臨んだ。その中で前・後半、それぞれ2点ずつを挙げるという、力の差をみせつける戦いを繰り広げている。

 遠藤は3日前に行われたカラバオカップのトッテナムでの途中出場に続き、アクアリントン戦ではスタメンに名を連ね、途中からはキャプテンマークを巻いてのプレーもみせている。若手選手が多く起用されたこの試合でも、任される機会が増えつつあるセンターバックとして確かな存在感を示していた。

 イングランド国内メディアによる試合レポートにも、遠藤のプレーに対しての賛辞が並ぶ。日刊紙『DAILY EXPRESS』では公式サイト上において、「日本人MFは転向した守備陣の一員として、快適な午後を過ごしつつ、的確にバックラインに溶け込んでいた。センターバックとして今後どれほどの候補になれるかは、これから見極められるだろう」などと評している。

 そして、地元や専門メディアからの評価はさらに高いようだ。『LIVERPOOL ECHO』では個人採点において遠藤にチーム最高タイとなる「8」を与えており、「再びセンターバックとしてプレーし、優れた試合の読みと巧みなポゼッションの使い方を見せた。後半の大部分でアレクサンダー=アーノルドからキャプテンを引き継いだ。その後、交代している」と振り返っている。

 また同じく、クラブの情報を発信する『THIS IS ANFIELD』でも、「ミッドウィーク(トッテナム戦)と同様に、この試合でもセンターバックとして起用され、相手がハーフウェイラインを越えて進行してきた際には、ほとんどの場面でしっかり対応していた。特に後半にはその場面が増えていた」と守備面のプレーを絶賛。

 その他にも、「ハーベイ・エリオットへのロングの斜めパスも試みており、全てが正確だったわけではないが、中央を通るパスは目を引いた。彼の中盤プレーヤーとしての本領が垣間見えた場面だった」として、攻撃の起点としての動きも称えている。

 様々なシチュエーションにおいて、与えられる役割を忠実にこなし続ける遠藤。今後も連戦が続く中、その堅実なプレーでチームを支えていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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