総合格闘家の平本蓮は12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「今年は絶対にRIZIN王者になりたい」と目標を明かし、5月に朝倉未来と再戦することが決まった「THE MATCH2」についても「先を見据えるからこそ、この試合に集中する」と…
総合格闘家の平本蓮は12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
「今年は絶対にRIZIN王者になりたい」と目標を明かし、5月に朝倉未来と再戦することが決まった「THE MATCH2」についても「先を見据えるからこそ、この試合に集中する」と意気込みを語った。
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■「動きが落ちるので36歳が限界値かなと」
妻・里乃さんとハワイ旅行に訪れた平本は、自然体で格闘技にかける思いを吐露。「今頑張らないと30歳すぎて後悔するから努力する時は今」とし、「やっぱりトップ前線、UFCのチャンピオンになりたい。その近道がRIZINであることは朝倉海が証明したからモチベーションもすごく上がる」と威勢よく語った。
平本は昨年7月に「超RIZIN.3」で朝倉未来と対戦し、1ラウンド2分18秒でTKO勝利を飾った。そして、5月4日に東京ドームで開催される「THEMATCH2」にて約9カ月ぶりのリマッチが決定した平本は「去年より今の方がモチベーションが高い」とし、「強度の高い練習をしっかり詰めている。ほとんどグラップリングやってたんだけど。1本取ろうかな。その能力を見せれる自信がある」と自信満々。一方で「ただ勝ち方に色気は出さずに、一番確率の高い方法で勝負していく方がいい」と確実に勝つ選択をするという。
また現在26歳の平本は、プロ格闘家としては戦うのは「36まで」だと明言。「35〜6になったらフェザーからライトまでの階級は動きが落ちる。だからそれが限界値かなと自分でも思っている」とし、「そこまでって決めたら、死ぬ気で今やるしかないじゃん」「焦りがあるからこそ、日頃の練習のモチベーションになる」と自身のキャリアを見据えた。
その上で、「今年はRIZINのチャンピオンに絶対なりたいね」と宣言。「今は朝倉未来に勝って、その時に誰がチャンピオンか分からないけど……シェイドゥラエフかもしれないし、クレベルが防衛してるかもしれないし、はたまた違う選手が出てきたりするかもしれないし……先を見据えるからこそ、この試合に集中しないと。2個先のこと考えたら絶対に負けるから」と朝倉戦に集中したい考えを明かした。
しかし、初戦で1ラウンド勝利したからこそのデメリットもあるとし、「(勝った時の)イメージを持って、いざその攻撃が効かなかった時にテンパるから、まったく新しい自分で行く必要がある」「朝倉未来は手の内を明かさず終わった部分はあると思う。プラスアルファで朝倉未来も変えてくると思うんだけど、だからまったく新しい感じで行かないといけない」と勝った時のイメージを消して再戦に臨むと語った。
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