【セリエA】ジェノア 1-0 パルマ(日本時間1月12日/ルイジ・フェラーリス)【映像】鈴木彩艶が「超反応セーブ」の瞬間 パルマのGK鈴木彩艶が“ゼロ距離シュート”を卓越した反射神経でストップ。日本代表の守護神が見せたビッグセーブに、ファン…

【セリエA】ジェノア 1-0 パルマ(日本時間1月12日/ルイジ・フェラーリス)

【映像】鈴木彩艶が「超反応セーブ」の瞬間

 パルマのGK鈴木彩艶が“ゼロ距離シュート”を卓越した反射神経でストップ。日本代表の守護神が見せたビッグセーブに、ファンは大興奮の様子だった。

 注目のシーンは、セリエA20節のジェノア戦、スコアレスで迎えた23分だ。コーナーキックでジェノアのDFアーロン・マルティンが蹴り入れたボールをFWアンドレア・ピナモンティがニアでフリックし、ゴール前中央でDFヨハン・バスケスが左足でシュート。これはパルマのDFエマヌエーレ・ヴァレーリがブロックするも、跳ね返りをもう一度バスケスが蹴り込んだ。

 ゴールエリアのライン上から放たれたシュートは勢いよくゴールマウスに飛んでいく。しかし、鈴木が立ちはだかった。目の前からのシュートは自身の正面に飛んできたものだったが、鋭く反応。細かいステップを踏んで体勢を整え、胸の前に右手を出してシュートを右方向に弾き出したのだ。鈴木の身体にシュートが当たったのではなく、意思をもってシュートを止めた様子が直後のリプレイに映し出されている。

 鈴木のスーパーセーブにスタジアムが湧く中、先制点のチャンスを防がれたバスケスは両手を挙げて天を仰いだ。実況の福田浩大氏は「ここはよく止めていました鈴木彩艶」とコメントし、「ボックス内でのセーブ数は、リーグでダントツの46回(2位はトリノのGKヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの38回)」と、最新データも紹介した。

 絶体絶命のピンチを食い止めた鈴木のビッグプレーに、ABEMA視聴者がコメント欄で反応。「ザイ神」「マジ防いだのか?」「神やん」「ちゃんと反応してる」「ざいおーん!!」「よう止めた」「すごいじゃん」「さすが」など称賛のコメントが溢れかえり、中には「ほんといい修行になるな笑」という声もあった。

 また、現地メディアも決定機を阻止したセービングに注目。『PARMA TODAY』は「ゴールライン上でバスケスを止め、絶好調を改めて証明。エリア内で最も決定的なセーブを記録した」と綴った。他にも『TUTTO mercato WEB』は「前半のバスケスの2度の至近距離でのシュートに見事な介入を見せ、常にポストの間に適切なポジションを取っていた」と評価している。

 ただ、パルマは65分にシュートのディフレクションから不運な形で失点。0-1でジェノアに敗れている。

(ABEMA de DAZN/セリエA)