卓球の「WTTコンテンダーマスカット」は14日から本戦が行われる。日本からは男女多くの選手がエントリーしており、活躍には期待が高まる。なかでも、上位シードに日本選手が名を連ねるのが女子シングルス。前回のドーハ大会で敗れた選手たちのリベンジに…

卓球の「WTTコンテンダーマスカット」は14日から本戦が行われる。日本からは男女多くの選手がエントリーしており、活躍には期待が高まる。

なかでも、上位シードに日本選手が名を連ねるのが女子シングルス。前回のドーハ大会で敗れた選手たちのリベンジには注目が集まる。

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■木原が石洵瑶との初陣へ

女子シングルスで第1、2シードとして挑むのが世界ランキング7位の大藤沙月(ミキハウス)と同12位の平野美宇(木下グループ)のふたり。参加選手のなかでも屈指の実力者である日本の2選手には優勝争いが期待される。

そんな大藤と平野だが、今年の開幕戦となった「WTTスターコンテンダードーハ」で大藤は2回戦で世界ランキング44位の蒯曼に2-3で競り負けて敗退。平野も同40位の石洵瑶にストレート負けを喫し、2025年の国際大会初戦で中国勢の前に敗れることになった。

なお、2人が敗れた蒯曼と石洵瑶は今回のマスカット大会にも引き続きエントリーしており、ドーハ大会で準優勝を果たした木原美悠(木下グループ)が石洵瑶と1回戦を戦う。女子では第8シードの木原だが、今季を悪くない滑り出しでスタートさせており、前回平野を苦しめた石洵瑶相手にどのような戦いを見せられるか。

日本勢では世界ランキング37位の横井咲桜(ミキハウス)も本戦からの出場となり、上位進出が期待される、大藤、平野を中心とした日本女子がマスカットの地でタイトル奪取なるのかは注目したい。

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