【鹿児島】神戸市のノエビアスタジアム神戸で12日にあった第33回全日本高校女子サッカー選手権大会の決勝で、神村学園は藤枝順心(静岡)に0―5で敗れた。3大会ぶり4度目の優勝は果たせなかったが、スタンドから大きな拍手が送られた。 神村学園は…

 【鹿児島】神戸市のノエビアスタジアム神戸で12日にあった第33回全日本高校女子サッカー選手権大会の決勝で、神村学園は藤枝順心(静岡)に0―5で敗れた。3大会ぶり4度目の優勝は果たせなかったが、スタンドから大きな拍手が送られた。

 神村学園は開始直後の前半4分に先制ゴールを許すと、同12分には追加点を奪われた。FW安田美泉選手(3年)を中心に反撃するが、苦しい展開となった。

 後半、序盤はうまくパスがつながり、神村学園のペース。FW原口鈴音選手(2年)が、シュートを放つなど、持ち前の攻撃力を発揮した。だが、今大会5試合で無失点の藤枝順心の堅い守備陣に抑えられ、最後までゴールを奪うことができなかった。(井潟克弘)