高知市五台山にある高知東部自動車道の高架下に、自転車のBMX(バイシクルモトクロス)の練習場が完成し、12日にオープニング式典があった。技やジャンプを競う催しも開かれ、国内トップ級の選手を含む100人ほどが訪れた。 高知南インターチェンジ…

 高知市五台山にある高知東部自動車道の高架下に、自転車のBMX(バイシクルモトクロス)の練習場が完成し、12日にオープニング式典があった。技やジャンプを競う催しも開かれ、国内トップ級の選手を含む100人ほどが訪れた。

 高知南インターチェンジ近くの幅約30メートル、奥行き100メートルほどの敷地に、ミニランプと呼ばれるU字形の走路やジャンプ台を設けた。構造物は木製で鉄パイプなどで補強してあり、大きなものは高さ5メートル、幅12メートルある。

 県内の愛好者でつくる高知BMX協会(窪内貴会長)が設置した。これまで市内の駐車場などを借りて練習してきたが、高架下を使わせて欲しいと県などに要望。スポーツや観光の振興に役立つと期待する県が、国から高架下の利用許可を得た。県の管理のもと、協会が運用するという。

 式典では土佐国道事務所や県の担当者、桑名龍吾市長らが訪れ、上級者の演技を観覧した。県内の選手は主に平日午後6~8時、土日は午後0~8時ごろに練習しており、利用希望者はまず窪内会長(090・1577・6033)に連絡してほしいという。(蜷川大介)