イ・ジョンフは今季、実力を証明しなければならない(C)Getty Images 『MLB公式サイト』が現地時間1月10日(日本時間11日)、「実力を証明すべき10人のFA選手」を特集し、ジャイアンツの26歳外野手・李政厚(イ・ジョンフ)がそ…

 

イ・ジョンフは今季、実力を証明しなければならない(C)Getty Images

 

 『MLB公式サイト』が現地時間1月10日(日本時間11日)、「実力を証明すべき10人のFA選手」を特集し、ジャイアンツの26歳外野手・李政厚(イ・ジョンフ)がその一人に選ばれている。

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 同サイトのトーマス・ハリガン記者は記事の中で「ジャイアンツが強豪揃いのナショナルリーグ西地区で存在感を示すには、昨年のFAで加入したイ・ジョンフの活躍も必要になるだろう」とし、オフに大型遊撃手のウィリー・アダメスを獲得したものの、昨季ナ・リーグ西地区4位からの巻き返しを図るには、イ・ジョンフの活躍が必要不可欠だと記した。

 記事では、イ・ジョンフについて「KBOでの輝かしいキャリアの後、サンフランシスコと6年総額1億1300万ドル(約164億円)の契約を結んだこの外野手は、5月12日(日本時間13日)にセンターフィールドの壁に激突した際に左肩の関節唇を損傷し、2024年のほとんどを欠場した」と説明している。

 また、左肩を負傷する前は「空振り率9.6%、三振率8.2%を記録し、優れたコンタクトスキルを見せていた」としたが、「これらの数字は良い結果を生まなかった」と紹介。昨季は37試合の出場で打率.262、長打はわずか6本(2本塁打)、8打点、OPSは.641という成績に終わった。

 韓国のKBOでは2018年に打率.355、2021年には.360をマークし、“韓国のイチロー”とも呼ばれた逸材。2025年シーズンで結果を残し、真価を発揮できるか注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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