マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が12日に行われ、1-1で迎えたPK戦の末に勝利したFAカップ3回戦のアーセナル戦を振り返った。 先週行われたプレミアリーグ第20節リバプール戦を2-2の引き分けに持ち込んだユナイテッド。そ…
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が12日に行われ、1-1で迎えたPK戦の末に勝利したFAカップ3回戦のアーセナル戦を振り返った。
先週行われたプレミアリーグ第20節リバプール戦を2-2の引き分けに持ち込んだユナイテッド。その勢いを持って迎えたアーセナル戦では立ち上がりから守勢を強いられるも、後半開始7分にMFブルーノ・フェルナンデスのゴールで先制。
しかし61分にDFジオゴ・ダロトが2枚目のイエローカードで退場となると、63分にセットプレーの流れからDFガブリエウ・マガリャンイスのゴールで同点とされてしまう。
さらに69分にはPKを献上するが、控えGKアルタイ・バユンドゥルがMFマルティン・ウーデゴールのシュートをストップ。その後もバユンドゥルがビッグセーブを見せて延長戦まで凌ぐと、迎えたPK戦ではMFカイ・ハヴァーツのシュートをバユンドゥルが止めて5-3で勝利した。
逆境の中で掴んだ勝利にアモリム監督はチームの成長を感じている。
「選手たちは本当に疲れていたが、最初から今日は我々の日だと思っていた。ファンやスタッフたちとの繋がりも感じた。その点で我々にとってとても良い一日となった。10人になってもこれまでとは違ったスピリットを見せた。我々はその面で向上している。自分たちのプレーの仕方をより理解し始めている。まだまだうまく行かない時間帯もあるが、試合をコントロールできるようになっている。そして逆境の展開でうまく対処できている。逆境に陥ること自体は良いことではないが、チームにとっては良いことだ」
そして殊勲の大活躍を見せたバユンドゥルについても言及した。
「サッカー選手の人生にはサイクルと瞬間がある。時には1週間で人生が変わることもある。トッテナム戦では誰もがアルタイを非難していた。それは理解できる。しかし今日は彼が我々のヒーローとなった」