【ブンデスリーガ】ボルシアMG 0-1 バイエルン(日本時間1月12日/ボルシア・パルク)【映像】怪物エース封じた“1ミリヘッド”の瞬間 ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、“1ミリヘディング”でイングランド代表ストライカーを完全に封じた。…
【ブンデスリーガ】ボルシアMG 0-1 バイエルン(日本時間1月12日/ボルシア・パルク)
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、“1ミリヘディング”でイングランド代表ストライカーを完全に封じた。裏に抜け出そうとするハリー・ケインの動きを察知し、そこへのクロスボールをギリギリのタイミングで防いだ。
板倉は日本時間12日に行われたブンデスリーガ第16節のバイエルン戦に右のセンターバックとして先発出場した。序盤から圧倒的に押し込まれる展開が続くなか、バイエルンのエースであるイングランド代表FWハリー・ケインのマークという重たいタスクをこなす。
すると28分、中央のMFヨシュア・キミッヒがボールを持った瞬間、ケインが裏への抜け出しを狙う。これを見逃さなかった板倉はケインに並走。さらにキミッヒから高精度のパスが通されるが、板倉はしっかりとボールとケインを視野におさえ、最後はヘディングでスラして、コーナーキックへと逃れた。
このプレーについて、解説の風間八宏氏は「ケインですか?入ったのは?速いですし、板倉はよく触りましたね」と、板倉のプレーを称えた。リプレイ映像で確認してみると、板倉のヘッドはまさにギリギリ。ジャンプはここしかないという絶妙なタイミングで、板倉がスラしていなければケインのヘディングシュートを許していた。
この日はケインだけでなく、積極的な裏抜けを狙うMFトーマス・ミュラー、ドリブルを仕掛けるFWレロイ・サネなどの対応に追われた板倉だったが、14回の守備アクションで5回のヘディング、1回のインターセプトを成功させる。さらにタックル成功率100%を達成するなど守備で貢献。敗れはしたが、印象的なプレーを見せて、SNSのファンからも「板倉よかったな!」「押し込まれる展開が続く中で板倉はよくやったよ」「ケインをよく封じてた」など賛辞のコメントが多く見られた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)