現地1月11日、イングランドのFAカップ3回戦が行われ、リバプールが4-0でアクリントンに勝利した。その試合にセンターバックとして出場したサッカー日本代表主将MF遠藤航の“左腕”が話題となった。 現在プレミアリーグで首位を走るリバプールが…

 現地1月11日、イングランドのFAカップ3回戦が行われ、リバプールが4-0でアクリントンに勝利した。その試合にセンターバックとして出場したサッカー日本代表主将MF遠藤航の“左腕”が話題となった。

 現在プレミアリーグで首位を走るリバプールが、本拠地アンフィールドに4部チームを迎えての一戦。主将のファン・ダイク、エースのモハメド・サラーら主力勢が欠場し、多くの若手とともに控え組中心のチーム編成となった中、12月のカラバオカップ準々決勝で偽CBのプレーで高評価を得た遠藤は、この日も本職のボランチではなくセンターバックとしてスタメン出場した。

 そこで遠藤は終始、落ち着いたプレーを披露した。的確なラインコントロールも見せ、鋭い読みで相手の攻撃を防ぎ続けた。両チームに実力差があり、試合の結果自体は順当だったが、ファンが注目したのが後半15分だった。

 この日、ゲームキャプテンを務めていたトレント・アレクサンダー=アーノルドが交代でベンチに下がると、代わりに遠藤にキャプテンマークが渡されたのだ。現地の中継カメラも注目し、背番号3の遠藤が左腕に赤色に「C」のアームバンドを巻いている背中を映し出している。

■「リバプールでキャプテンマークなんて震える」

 その後、遠藤も後半34分に“お役御免”でベンチに下がったが、日本人選手の遠藤がイングランドで屈指の人気と伝統を誇る名門クラブでキャプテンマークを巻いた姿に、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「日本の誇り!!」
「この日が来るなんて」
「事の重大さを日本国民全員理解しないかん 歴史の教科書に載せよう」
「まじかっこいいわ遠藤」
「リバプールでキャプテンマークなんて震える」

 この日の遠藤は、POTM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)にも選出されており、勝利への貢献度は非常に高く、キャプテンマークも非常に似合っていた。世界最高峰のチームで確かな存在感を見せている遠藤。そのプレーを、リーグ後半戦でも多く見せてもらいたい。

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