13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で開催。前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)が共に2度目の優勝をかけて対戦する。 11日に行われた準決勝では、前橋育英が東福岡(福岡)を、流通経済大柏が東海大相模(神奈川)を下…

13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で開催。前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)が共に2度目の優勝をかけて対戦する。

11日に行われた準決勝では、前橋育英が東福岡(福岡)を、流通経済大柏が東海大相模(神奈川)を下して決勝に進出。前橋育英は2017年以来、流通経済大柏は2018年以来の決勝進出となる。

両校は、2017年の第96回大会の決勝で対戦。当時は前橋育英が0-1で勝利を収めて初優勝を成し遂げており、7年ぶりの再戦となる。

今回は決勝を前に、改めて7年前の決勝を振り返ってみる。

当時の流通経済大柏はインターハイを制し、2冠を目指していたチーム。対する前橋育英は2年連続で決勝に駒を進め、インターハイでは準決勝で対戦し、流通経済大柏が勝利していた。

試合は、0-0のまま終了するかと思われた中、92分に榎本樹が値千金の決勝ゴールを記録し、0-1で前橋育英が勝利。初優勝を収めるとともに、群馬県勢にとっても初の優勝を持ち帰ることとなった。

埼玉スタジアム2002で開催されたこの試合だが、両チームのメンバーは後にJリーガーとして活躍している選手が多数いる。

流通経済大柏ではキャプテンのMF宮本優太(京都サンガF.C.)やDF関川郁万(鹿島アントラーズ)、MF菊地泰智(名古屋グランパス)らが在籍。前橋育英はDF角田涼太朗(コルトレイク)やDF松田陸(ジェフユナイテッド千葉)、DF渡邊泰基(横浜F・マリノス)などがいた。

流通経済大柏にとっては7年越しのリベンジを、前橋育英は当時も山田耕介監督がチームそ率いており、7年前の再現を目指して国立競技場で対戦。果たして2度目の優勝を果たすのはどちらか。試合は13日の14時5分にキックオフを迎える。

◆第96回大会 両チームメンバー

【流通経済大柏】

GK

[1]薄井覇斗(ジェフユナイテッド千葉)

プロ入り進路:流通経済大学→松本山雅FC)

DF

[2]近藤立都

[5]関川郁万(鹿島アントラーズ)

プロ入り進路:鹿島アントラーズ

[6]瀬戸山俊

[12]佐藤蓮

[20]三本木達哉

プロ入り進路:神奈川大学→アルビレックス新潟シンガポール)

MF

[4]宮本優太(京都サンガF.C.)

プロ入り進路:流通経済大学→浦和レッズ

[10]菊地泰智(名古屋グランパス)

プロ入り進路:流通経済大学→サガン鳥栖

[24]宮本泰晟

FW

[11]安城和哉

[14]熊澤和希(柏理恵ソル)

プロ入り進路:流通経済大学→柏レイソル

控え

GK

[25]猪瀬康介(SC相模原)

プロ入り進路:FC琉球

DF

[3]坂下景太

[26]西尾颯大

MF

[7]鬼京大翔

[8]金澤哲流

[9]加藤蓮

[16]丹沢翔吾

[19]石川貴登

FW

[23]池田啓利

【前橋育英】

GK

[12]湯沢拓也

DF

[2]後藤田亘輝(FC琉球)

プロ入り進路:青山学院大学→水戸ホーリーホック

[3]角田涼太朗(KVコルトレイク/ベルギー)

プロ入り進路:筑波大学→横浜F・マリノス

[5]松田陸(ジェフユナイテッド千葉)

プロ入り進路:ガンバ大阪

[15]渡邊泰基(横浜F・マリノス)

プロ入り進路:アルビレックス新潟

MF

[7]塩澤隼人

[8]五十嵐理人

プロ入り進路:鹿屋体育大学→栃木SC

[9]田部井悠(レイラック滋賀FC)

プロ入り進路:早稲田大学→ザスパクサツ群馬

[14]田部井涼(ファジアーノ岡山)

プロ入り進路:法政大学→横浜FC

FW

[10]飯島陸(ヴァンフォーレ甲府)

プロ入り進路:法政大学→ヴァンフォーレ甲府)

[22]榎本樹(ヤング・ライオンズ/シンガポール)

プロ入り進路:松本山雅FC

控え

GK

[1]松本瞬

DF

[6]山﨑舜介

[16]若月輝

[17]山﨑広大

MF

[19]高橋周

[23]秋山裕紀(アルビレックス新潟)

プロ入り進路:アルビレックス新潟

[25]森田泰虎

FW

[13]宮崎鴻(ベガルタ仙台)

プロ入り進路:駒澤大学→栃木SC

[24]高橋尚紀(カマタマーレ讃岐)

プロ入り進路:国士舘大学→カマタマーレ讃岐