メキシコでプレー続けるナバーロ プレーオフ2本目の一発“最強スカウト”の勢いが止まらない。阪神に2018年から2年間在籍したエフレン・ナバーロ内野手は退団後、メキシコでプレー。このオフはウインターリーグにも参戦してい…

メキシコでプレー続けるナバーロ プレーオフ2本目の一発

“最強スカウト”の勢いが止まらない。阪神に2018年から2年間在籍したエフレン・ナバーロ内野手は退団後、メキシコでプレー。このオフはウインターリーグにも参戦している。クリアカンの「7番・DH」で出場した11日(日本時間12日)のロスモチス戦でも、プレーオフ2本目となる豪快な一発を放った。

 1点を追う2回、内寄りの球を完璧に捉えた打球は右翼席中段へ。打った瞬間、いったと分かる一時逆転となる一撃で、打球の行方を悠然と見守り、ゆっくりとダイヤモンドを一周。生還すると両手を叩いて喜んだ。

 ナバーロは2018年6月に阪神に加入。1年目は66試合で打率.276、3本塁打、25打点を記録したが、2年目は15試合で0本塁打にとどまり退団した。2024年12月には、阪神の駐米スカウトに就任することが球団から発表された。ナバーロは「私の目標は、優勝を目指すために必要な外国人選手を見つけることです。自分の人生においての新しい章の始まりであり、共に目標に向かって努力できることを楽しみにしています」と意気込みを語っていた。

 スカウトへの転身が決まった後もウインターリーグでプレーを続け、38歳ながらも50試合で打率.309、2本塁打、20打点、OPS.813の好成績。プレーオフに入っても1日(同2日)にサヨナラ本塁打を放つなど6試合で打率.300、2本塁打と色褪せないパワーを見せつけている。(Full-Count編集部)