ペレスは現在、家族との時間を優先しているという(C)Getty Images 昨年まで、4シーズンに渡りレッドブルをドライブしたセルジオ・ペレスが、“浪人中”である現在の心境について、米国スポーツサイト『SBNATION』が報じている。1月…
ペレスは現在、家族との時間を優先しているという(C)Getty Images
昨年まで、4シーズンに渡りレッドブルをドライブしたセルジオ・ペレスが、“浪人中”である現在の心境について、米国スポーツサイト『SBNATION』が報じている。1月11日の特集記事において、メキシコ国内での会見で語られた、ペレスのコメントを伝えた。
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同メディアの記事によると、ペレスは昨年12月にチームから契約を打ち切られて以降、家族との時間などプライベートの充実を優先とする生活を送っているとして、以下の様に語ったという。また、レーサーとしての今後についても胸の内を明かしている。
「自分自身が楽しむこと、これまでやったことのないことをすること、家族と一緒にいることが私の優先事項。今後6か月間で、この先のキャリアについてどうしたいか決断を下すつもりだ」
さらに、自身のキャリアには他にも、「F1に戻るつもりがあるかどうかを答えるにはまだ早い」とも述べる35歳は、タイトル獲得にも貢献してきたレッドブルとの関係について、「昨シーズンの終盤にすべてがあまりにも急に進み、自分がチームを去るとは思っていなかった」と正直な想いを吐露している。
これらの言葉を紹介した上で同メディアが、今後のF1復帰への可能性にも言及しており、「ペレスが望むのであればグリッド復帰への道がある可能性もある」と主張。2026年からF1参入を果たす、キャデラックF1チームのレギュラードライバーの有力候補であると見込んでおり、「チームにベテランの存在を加えることは賢明な判断となる可能性が高い。その点でペレスのレースでの勝利経験は、新チームにとって理にかなった選択となるだろう」との見解を示している。
だがその一方で、思いがけずにトップチームの座を追われたとするベテランの心情をくみ取り、「ただし、ペレス自身がそのような移籍に興味を持つかどうかは別の話だ」などと綴っている。
本人が定めた今後6か月の間で、どのような結論を導き出すのか。いずれにせよ、モータースポーツ界で輝かしいキャリアを歩んできたペレスであればF1への復帰も含め、その選択肢は幅広いものになるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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