ド軍へ移籍したシロタ「きっとヤンキースにいる僕を見たいでしょう」 レッズからトレードでドジャース入りしたマイク・シロタ外野手は地元メディア「ドジャース・ネーション」のインタビューに応じた。移籍時の心境などを明かしているが、超大物選手との秘話…

ド軍へ移籍したシロタ「きっとヤンキースにいる僕を見たいでしょう」

 レッズからトレードでドジャース入りしたマイク・シロタ外野手は地元メディア「ドジャース・ネーション」のインタビューに応じた。移籍時の心境などを明かしているが、超大物選手との秘話も打ち明けている。

 シロタが告白したのは大叔父がヤンキースで球団最多の通算236勝を挙げた左腕ホワイティ・フォードだということ。1961年にサイ・ヤング賞とワールドシリーズMVPに輝き、最多勝3度、最優秀防御率2度と輝かしいキャリアを誇る。1974年に殿堂入りし、背番号「16」はヤンキースの永久欠番となっている。

 司会者から「あなたの大叔父様(シロタの祖母の兄弟)は殿堂入りしたホワイティ・フォードですよね?」と問われたシロタは、偉大な左腕だったフォードから受けたアドバイスを告白。「(当時励んでいた他競技のことを)考えるな。もう一つは大叔父が僕をマウンドに立たせないようにしたこと」と明かした。

 ヤンキースではなく、ライバルとも言えるドジャース入り。2020年に亡くなっており、シロタはメジャーで活躍する姿を見せることはできなかったが、「(フォードは)少し気を悪くするでしょうね。きっとヤンキースにいる僕を見たいでしょうから。でも、大叔父はきっと、とても気に入ってくれると思います」。21歳の有望株は茶目っ気たっぷりだった。(Full-Count編集部)