リバプールのアルネ・スロット監督が11日に行われたFAカップ3回戦、4-0で快勝したアクリントン・スタンリー戦を振り返った。 この試合ではDFトレント・アレクサンダー=アーノルドがミドルシュートでチーム2点目を決めるなどハイパフォーマンスを…

リバプールのアルネ・スロット監督が11日に行われたFAカップ3回戦、4-0で快勝したアクリントン・スタンリー戦を振り返った。

この試合ではDFトレント・アレクサンダー=アーノルドがミドルシュートでチーム2点目を決めるなどハイパフォーマンスを見せ、4部相手に4発快勝を飾ったリバプール。5日のマンチェスター・ユナイテッド戦ではレアル・マドリーからのオファーがあった中、低調なパフォーマンスに終わって批判を受けていたアレクサンダー=アーノルドについてスロット監督は以下のように述べた。

「トレントにとっての最大の賛辞はユナイテッド戦後の皆の反応だと思う。世界中の選手はおそらく数人を除いて悪い試合をしてしまうことがあるものだ。それは全く普通のこと。トレントが悪い試合をした瞬間、誰もが彼について意見を言う。それは契約状況が関係しているかもしれない。もしそれがなかったら、誰もが同じような反応をしていたかはわからない」

「シーズン前半を通して好調だったのにユナイテッド戦で良いプレーができず批判を受けたのは、彼にとって賛辞の裏返しだ。それは私にとってもファンにとっても解説者にとっても試合を観た全ての人にとって明らかだった。彼らはトレントにかなり厳しい評価を下したが、それが彼にとって最大の賛辞となる」

「アンフィールドで良いプレーを見せ、ファンの声援をまた受けられたのは良かったと思う。彼にとっても今日の試合は特別で我々にとってもプラスになる。何か特別なことを成し遂げたいなら選手や監督だけでなくファンも一体になる必要があるからだ」

そしてここまでコンディションが整わず出遅れていたFWフェデリコ・キエーザに移籍後初ゴールが生まれたことについては以下のように述べた。

「ホームのファンの前でゴールを決めた。これは良いステップだ。ただ、あまり興奮し過ぎないようにしよう。アクリントンは良いプレーをしていたけど4部だ。でもゴールを決めたのは間違いなく次のステップに進めるよ」