<大相撲一月場所>◇東京・両国国技館【映像】ペットについて語った瞬間に“破顔”する玉正鳳 大相撲初場所で新入幕を果たすモンゴル出身の玉正鳳(片男波)が“愛するペット”について語りデレデレ。「可…
<大相撲一月場所>◇東京・両国国技館
大相撲初場所で新入幕を果たすモンゴル出身の玉正鳳(片男波)が“愛するペット”について語りデレデレ。「可愛らしくてしょうがない」と破顔した。
初土俵から所要79場所で新入幕を果たし、外国出身力士として戦後1位のスロー出世となった玉正鳳。31歳の苦労人が“長年の夢”を叶え、2025年の初場所で晴れて幕内力士となる。
昇進に際し感謝を伝えたい人について聞くと、「親ですね。それから師匠、応援してくださったファンの方々。すごく感謝しています」と話す。関取最年長40歳の玉鷲(片男波)は、兄弟子で義理の兄。玉鷲からは「自分のことのようにうれしかった」と声を掛けられたという。
先場所、十両で10勝5敗という好成績を収めた要因について聞くと、玉正鳳は「師匠の教えをしっかり守った」と語った上で「玉鷲関を見て『誰にも負けない』というハングリー精神を強くした。それが繋がったと思います」と明かした。身内とはいえ、40歳の鉄人力士へのリスペクトはやまない。
そんな玉正鳳の日々の生活を癒しているのは、ペットだという。「モルモットを2匹飼っています。ハムちゃん・カムちゃんという名前です」と存在を思い出しただけで破顔となった。愛しくてたまらないようだ。
「どういった時に“かわいい”って思います?」と聞くと、玉正鳳は「存在自体が可愛いんです。可愛らしくてしょうがない。朝はご褒美としてキャベツあげてます。大好きなので」と目を細めて笑った。
優しい表情が印象的な玉正鳳だったが、初場所の目標について聞くと、一転して引き締まった表情となり「しっかりと一番ずつに臨み、勝ち越して敢闘賞を狙いたい」と明かした。愛するペットのため、ファンのため、なにより長年の目標としていた幕内力士として輝くために、玉正鳳が新風を吹かせる。(ABEMA/大相撲チャンネル)