【ベルギーリーグ】ウェステルロー 1-2 シント=トロイデン(日本時間1月12日/ヘット・カイピー)【映像】“強烈”ダイレクトボレーで劇的ゴラッソの瞬間 素晴らしいゴールでチームに勝利をもたらした。シント=トロイデン…
【ベルギーリーグ】ウェステルロー 1-2 シント=トロイデン(日本時間1月12日/ヘット・カイピー)
素晴らしいゴールでチームに勝利をもたらした。シント=トロイデンに所属するMF伊藤涼太郎が、強烈なダイレクトボレーを叩き込んで勝ち越しに成功。結果的に決勝点となったゴラッソにはファンも称賛の声を挙げている。
注目のシーンは、ベルギーリーグ第21節、シント=トロイデンがアウェイに乗り込んだウェステルロー戦、1-1の同点で迎えた65分のことだった。右サイドから切り崩した場面で日本人MFが大仕事をやってのけた。
自陣、中央左サイドでボールを回収したシント=トロイデンは、藤田譲瑠チマから伊藤へとつなぐ。すると伊藤は前を向いて数メートル持ち運んだ後、右サイドへ大きく展開。自身はそのままゴール方向へと駆け上がっていった。
一方、右サイドでボールを持ったDFルイス・パトリスが中央に蹴り込むと、これは相手DFツール・ロメンスに当たるも、こぼれ球を自ら拾って、ボックス内から低い弾道のクロスを供給する。これに反応したのが、ゴール前までランニングしてきた伊藤だ。密集地帯を抜けたボールがファーに到達すると、フリーとなっていた日本人MFは跳ね上がるタイミングを見計らってダイレクトで右足を一閃。強烈なシュートをゴール左隅へと突き刺した。
実況・喜谷知純氏も「フリーだ!伊藤涼太郎ーー!!」と絶叫し、SNSではファンも「ナイスシュート!」「久しぶりにキタ!」「フィニッシュ上手い!」「ショートバウンドであそこに打つのエグすぎ」と絶賛した。
伊藤にとっては、第8節のベールスホト戦以来、13試合ぶりとなる今季2点目。久しぶりの一撃はショートバウンドを捉えたゴラッソとなり、勝ち越しに成功したチームは、そのまま1点差で逃げ切り敵地で2-1の勝利を収めた。
シント=トロイデンはこれで7試合ぶりの勝利となり、アウェイでの連敗を5で止めた。試合を前に、勝ち点19で16チーム中14位に沈んでいた中、勝ち点23で12位のウェステルローとのシックスポイントマッチに勝利したことで勝ち点1差に追い上げることに成功。まさに伊藤がチームを救う勝利の立役者となった。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)